週記以上日記未満 in October, 2013

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Oct.23,2013 (Wed)

▼ 立場の変わり目

マネージャーとして、部下を持つとか他部署の人との関わりを増やすことが現実のものになりつつある。新卒で前の勤め先に入社してからというもの、年上の立場やマネージャーとして仕事をする経験が極めて少なかったので、この辺りはしばらく苦労するだろうと思われる。しかしながら、転職しなかったら未だに最年少かそれに近い立場で仕事をしていただろうし(*1)、経験が足りないのなら経験を積まないと問題は解決しないので、それが悪いことだとも思えない。結論がでるかどうかは分からないが、色々と考えることが増えた。

どこまで本気なのか分からないけど、お偉いさんが私のことを「資格を取ったら会社を辞めるなんてことはないだろうな」と言っていたらしい。そこまで考えてはいないけれど、会社が使えるヤツだけいれば良いという考えなら、働く側は自分にとって使える会社で働けば良いと考えるべきだとは思っている。勿論、そんなことを言えるようになるのは簡単ではないけれど。

▼ 想像力不足

英語と光学を忘れないことを目的に、ベッドの上でFowlesの"Introduction Modern Optics"をパラパラと読み始めたのだが、群速度のところを読んでからは毎晩そのことを考えている。この本もそうだし、Hechtの本もそうだった気がするが、周波数が僅かに異なる2つの波の干渉を使って群速度の説明しているのだが、レーザのパルスのような場合を考えるには、この説明では不十分だろう。それではどう考えるか?ということで、「振動と波動」(寺沢徳雄、岩波書店)を読んだりしているが、まだぼんやりと「そんなもんかなぁ」というレベルで、頭の中で絵が描けていない。角振動数を波数についてTaylor展開する際に、2次以上の項を無視して良いというのはどういう物理的意味があるのだろうか。Fraunhofer回折なら波長と比べて開口の大きさや開口から観測点までの距離が大きいという意味があるけれど、似たような意味付けができるのか分からない。

言葉の響きを含めて群遅延と似た感じがするんだけど、「群遅延がリニア→波形の歪みなし」みたいに「分散がリニア→波束の崩壊なし」と思って良いのかねぇ。信号と実際の波を比較すること自体が間違っている気がするが(笑)

まぁ、それを理解して何かに使うという訳ではないんだけれど。次はドップラー効果にするか、あるいはレーザの辺りにするか…

*1: 上司の執拗な嫉妬と、ある先輩の執拗な八つ当たりに辟易していただろう。心や身体を壊していたかも知れない。

Oct.24,2013 (Thu)

▼ 辞書アプリ

iPadとiPhoneで物書堂の辞書アプリ「コウビルド英英辞典」「ウィズダム英和辞典」「大辞林」を使っている。一番頻度が高いのは、"Introduction to Modern Optics"を読んでいて意味が分からない単語をコウビルドで調べる→それで意味が分からなければウィズダムで、という調べ方だろう。連携できるので大変便利に感じているが、ウィズダムで出てきた日本語の意味を大辞林で調べることはない(笑)

できれば"Surely You're Joking, Mr. Feynman!"を英語で読みたいのだが、今はその時期ではないだろう。

▼ 買いそびれた男

気温に関する閾値が他人と違っているせいか、そろそろ秋物を買おうとお店に行くと大半が冬物で、秋物は売れ残りしか置いていない。こういうことは今年が初めてではないのだが、学習能力が低いらしい。薄手のジャケットを一着買おうと思っていたのだが無理っぽい。

Oct.27,2013 (Sun)

▼ Mavericksにしたら

EmacsとRubyに大きな問題が発生した。

まず、Rubyのバージョンが2.0.0になって ndiaryが使えなくなった。これはMacPortsでRuby 1.86を導入して、ndiaryで設定しているPathを"/usr/bin/ruby"から"/opt/local/bin/ruby"に変更するすることで解決できた。

次に、各種設定ファイルが読み込めず、各種modeが使えないことが判明。これはpath-utilについてのエラーメッセージが出ていたので、apelの問題であることは見当がついた。apel-10.8をダウンロードして解凍したディレクトリを"/Applications/Emacs.app/Contents/Resources/site-lisp/"に放り込んだらndiary-modeが使えるようになったので、一応解決した模様。しかし、元々apelはあったはずなのに、一体どこへ行ったんだろう?

未解決なのがEmacsの日本語フォントとデフォルトのディレクトリ。フォントは画像のような可愛い?フォントになってしまい、デフォルトディレクトリがルートディレクトリ("/")になってしまう。これらについては.emacs等の記載では解決できず、解決策を調査中。

Oct.29,2013 (Tue)

▼ 面倒な話

人づてに聞いた話だが、某役員は私のことを「狡くない正統派」と評したらしい。その一方で、部長からは「自己アピール(厚かましさ)が足りない」と言われた。立場の違いがそのまま表現の違いになっているのだろう。

他社がどんなに汚い手を使ってきても、自社が損をしない対策を考えるのが知財の仕事だというのがエライ人の考え方だそうである。まぁ、そう言われてしまえばそれまでなんだけどね。「卑怯もへったくれもない、やられるお前が悪いのだ」という台詞が脳裏をよぎった(*1)

もう1つ、自分の将来に大きく影響しそうな話が出てきた。自分もあり得ると思っていたストーリーではあるのだが、これを書くのはマズい気がするので止めておく。

*1: 多分、30年以上前に読んだ「小学○年生」掲載の漫画に登場した、敵役の台詞である

Oct.30,2013 (Wed)

▼ ふと思い立って

今はその時期ではないと書いたものの、実際読んでみたらどうなるんだろうと思い眺めてみた(画像の真ん中のやつ)。画像は10年以上前のものだが、購入して以来ほとんど読んでいないだけあって、外観上大きな変化は無い。紙は変色してるけど。

当たり前ではあるが、"Introduction to Modern Optics"に比べて内容は平易かも知れないが、英語が難しい。A.R. Hibbs(経路積分の本の共著者)の前書きだけでも辞書無しだと結構キツいと感じた。まぁ、これを読むのは追々だな。


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