|
_ 何度か書いたことだとは思うが、自分の中では「1次の摂動論」みたいなイメージである。これを駆使する仕事をしている訳ではないのだが、知らないと困るのもまた事実なので、少々復習をした。一度自分で導出過程を追い掛けたというだけで、公式を使うことに対する敷居がグッと低くなることを実感。それにしても、学生の頃に光学の講義で触りだけ習った時は、こんな理論体系があるなんて思わなかったし、ましてや仕事で接点を持つとは想像もできなかった。
_ Amazonの「なか見!検索」で、W.J. Smith, "Modern Lens Design"(McGraw-Hill)のFigure1.1を見ることができるのだが、初めてこの絵を見た時には、式の意味が明確に理解できた気がして大いに喜んだ。もっとも、最初の図がこれであるところから推測すると「レンズ設計をやろうとするのなら、これくらい知ってて当然だよね」とも言える訳で、ちょっとションボリしたのもまた事実だったりする。