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_ ラックにR25と思しき冊子があるのを見て「毎週木曜なのに、なんだろう…」と思って近づいたら特別号だった。まだ隅々まで目を通した訳ではないが、色々面白い。
_ まず、ニコンだけがスポンサーであること。中にはニコンのヨイショ記事もあるが、許容範囲。勝手なイメージだけで書かせて貰うと、こういうアピールの仕方はキヤノンの方が得意だと思っていたので…そう言えば、mixiのトップページもニコンだったなぁ。
_ 「文科系のための科学力検定」をやってみたら、理系出身なのに分かっていないことが多い(汗)。第2宇宙速度の値を問う問題があったのだが(*1)、第1宇宙速度は遠心力と引力の釣り合いから直ぐに出せるけど、第2、第3はどうなんだっけ…あー、エネルギー保存則だねぇ(恥)
_ 約50ページのフリーペーパーで、ここまで楽しめるというのはありがたい。これをきっかけにリハビリを含めて「趣味の物理」をしたいものだ。
_ ある人が対応の窓口となっている客先から、私や上司が担当している領域についての技術的質問が来たので、どう回答すべきか意見を求められた。しかし、上司がその人に対して「素人に嘘を書かれると困るんだよね」と言ったのには呆れてしまった。間に入った「素人」のために嘘にならない説明を考えるのが、私や上司のすべきことである。その後も上司は能書きをたれるだけで何の解決案も出さないので、第一報は曖昧に、さらなる説明を求められたら私が詳細資料を用意することで一区切りつけた。
_ 同じ職場で仕事をしている人間に不足している点があれば、それをサポートしないと自分たちが被害を被るだけである。それを見下すための材料にしか出来ない人間に四の五の言う資格はないし、上司自身の理解が曖昧であることが感じ取れた。文句を言わせない詳細資料を用意したら、上司は何も言わ(え)なくなった。
_ 最近、池上彰氏の著作を読んだのだが、「週刊こどもニュース」で痛感したこととして、予備知識のない人間に分かり易く伝えるには、自分が深く理解していなくては行けない、という主旨のことが書かれていた。良い評判の本を読んでいつも思うのは、本の著者が他人の真似ができないことをやっているのではなく、自分がいかに当たり前のことを実践できていないのか、である。