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_ 昨年末、書店で新訳(亀山郁夫訳)が平積されているのを見て「流行ってるのかな?」(*1)「世界史で出てきた記憶だけはあるけど、どんな作品かは全く知らないな」と思い、購入して読み始めたのだが、ようやく読了。私が好んで読む、司馬遼太郎の歴史小説や北方水滸伝は、登場人物がそれぞれ美学や信念を持っていて、醜さについては描かれないことが多いけど、この作品はそれも含めて登場人物の個性として描かれており、その登場人物の「濃さ」にグイグイと引き込まれる感じだった。まだまだ上辺だけをサッと読んだ程度だと思うので、これからまた読み直すだろう。
_ 同じ訳者でこの夏に「罪と罰」も出るようだから、こちらも読みたいと思う。
_ いえいえ(笑)
_ 意味はよく分からないけど、計算すれば欲しい結果が得られるからそれでいいやと思い、理解を逃げていた式があるのだが、自分で絵を描いてじっくり考えれば理解できることだ、ということが理解できた…中身を完全に理解したという自信を持つにはもう一息(笑)。この式が重要だと言われる理由も納得できたのだが、手元にある本のどれを見ても、図には物体空間しか描いていないのはどうかと思う。像空間(屈折後の光線)も合わせて描けば、直ぐに納得できると思うのだが。少し自分の手と頭を使って悩んで考えろ、ってことかな?
_ 当たり前のことだし、量子力学でもそうだったが、理想的な状態の性質を十分理解していないままに、そこからのズレを求めようとしても、結局遠回りしているだけだと言うことだ。まぁ、今日は理解できたことが嬉しいからそれでいいか。