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_ 上司が何もしないので、先輩が苦労してまとめた仕事があるのだが、その上司のコメントは「君は自分で抱え込みすぎるんだよ」だそうである。で、その上司、その上に対しては「彼に一任していますから」と言っているそうだ。
_ 先輩の話を聞いて、かつての上司のことを思い出してしまった。「自分さえ悪者にならなければ、仕事が上手く行かなくても良い」というスタンスで、「それなら貴方はいてもいなくても同じじゃないですか」と言ったら「(ヘラヘラ笑いながら)うーん、そういうことになっちゃうかも知れないけど」…どこまでも糠に釘だった。「あの人だからしょうがないなぁ」と思われるようになったら勝ちだという計算もあったようで、実際周囲もそんな感じで見ていたのだが、それを定年まで続けることはできず、数年前に肩を叩かれ会社を去って行った。
_ 彼は逃げ切ることができるのだろうか。
_ 海棠の花を見ようとD300を持って鎌倉に行って来た。先週も妙本寺に行ったのだが、昼間の撮影では有り得ない値にISO感度を設定していたことに気付かずに、これはもう一回来なくては&それなら光則寺も、というノリである。実を言うと、海棠という植物があるのを知ったのは昨年で、理由は北方水滸伝を読んだから。
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まずは光則寺。長谷寺と高徳院(鎌倉大仏)の間にある、地味な存在という印象を受けた。
光則寺(1)
光則寺(2)
光則寺(3)
光則寺(4)
光則寺(5)
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妙本寺へ向かう途中に立ち寄った本覚寺にて。枝垂れ桜の隣の木が綺麗だったのだが、これって何の木だろう?
本覚寺(1)
本覚寺(2)
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そして妙本寺。
妙本寺(1)
妙本寺(2)
妙本寺(3)←この海棠の画像が一番気に入っている。
妙本寺(4)
妙本寺(5)
_ 海棠は、綺麗で華やかだなぁという印象を持ったのだが、海棠に限らず、自分の思い描いた通りに撮影するのは難しい。自分の目で見て思い描く構図と、ファインダーを覗きながら決める構図と、自宅のPCで確認したものがシンクロしていない。まだまだ修行が必要である。
_ ここ最近感じることとして、色々と綺麗な花を見て回っても何の花だかサッパリ分からない(苦笑)。植物図鑑でも買おう。
_ 同期入社3人で飲み会。1人が転職することになったからなのだが、もう1人は昨年すでに転職しているので、送別会という表現は不適切かも知れない。昨年転職した方からは、今彼がしている仕事の状況を教えてもらい、今回転職する方は、転職活動の苦労や失敗談などを話してくれた。
_ 3人の共通見解として、自分たちの世代は会社の景気を反映して、すぐ下の世代が少ないので、リーダーとして後輩・部下を引っ張る経験が少ない。この点は転職活動をする上で不利である。まぁ、そういう会社を選んだ自分たちが悪いと言われればそれまでだが。
_ そして2人から、年齢的なことを考えると転職するなら今のうち、という感じで転職を勧められた。2人は去年の私の行動を知っているので再プッシュといったところか。
_ これで終われば良かったのだが、千円他人より多く払うだけで「俺の方が給料高いから、これくらい持つよ」…不遇の時期を乗り越えて好待遇を得た時、人はどのような行動に出るのか、悪い一例を垣間見てしまった。