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個人的には量子力学や流体力学の方が遥かに魅力的ではあるのだけれど。
最近、特許出願の有効性についてエライ人があれこれ言ってくることが多い。それ自体は別に問題ではないのだが、そこに至る背景というか、話の流れが如何なものかと思ってしまう。
知財部門はある会議の中で自社の出願内容を報告しており、そこで話を聞けばある程度の内容は把握できるのだが、営業部門の人間は自分には関係ない話であるかのように席を外す。それでいて、営業ツールとしての特許を使いたいから何かしろ的なことを言ってくるので、上司がそれに対して「会議で話してるじゃないか」と言うのだが、それではダメだとお偉いさん連中から言われてしまう。前も書いたと思うが、この会社は「自分が知らずに相手が知っていることは教えないヤツが悪く、相手が知らずに自分が知っていることは知らないヤツが悪い」という発想の人間が多い。あとは部門間の力関係で、知財部門は力が弱いということである。
エースと4番だけで野球ができるのか、という話のような気もするが、まずはこちらから使い易い形に整理して、それを渡すところから始めるのが良さそうに思う。
ある人の余りに無責任なメールに頭に来て、直後に送信したメールの送信先を間違えてしまった。社外向けを社内の人に送信したので助かったが、逆だったらマズかった(苦笑)
社外の人間を前にして「私は良く分からない」と言う発明者と、社内打ち合わせの時と180°違う意見を言う上司に挟まれて、途中からイライラしながら打ち合わせていた。自分のやっていることに自信があればもっと攻撃的になるんだけど、それができないのが辛いところ。もっと力が必要だ。
願望だけが書いてあり、その実現手段が書かれていない請求項のことを言うのだが、最近は願望しか書いていない発明提案書に悩まされている。このとき分かって貰えたと思っていたら、今日も出て来たのは願望だけだったので、予防策を考える必要がある。発明提案書のフォーマットを変えたところで願望しか書かない人はいるだろうから、そこは受付時のチェックしかないな。
にアップデートしたら変換/無変換キーで日本語入力の切り替えができなくなった。更に調べると、アプリケーションからPCKeyboardHackが起動できない。半角/全角キーで切り替えができているので、しばらくはこれで我慢するしか無いか…と思っていたが、再起動したら問題なかった…
苛つくことが多い一週間だったが、最終日はそこそこ楽しめたと言って良いかも知れない。
都内の協力会社に出張した。1時間程でメインの話は終了したのだが、その後の、このレンズタイプだとどうしてもこんな傾向が出る、みたいなレンズタイプの「癖」の話の方が面白かった。また、ZEMAXでは部分コヒーレントな結像ができないと言っていたが、機能としてはあるものの、現実的な時間で計算できなかった記憶が。照明系を含めて収差を全て瞳関数で考えて良いのであれば、自作のコードで計算できると思うけど、そこまで手を出すのは様々な意味で現実的ではない。あと、真っ昼間から何やってるんだ、みたいなこともあったけど、それは書かずにおこう(笑)
メインの話は幾つかの点で問題があるので、そこは週明けに真面目に考えなければいけないだろう。
会社で一番偉い人が言うと説得力が違うんだなぁと思う言葉を2つ耳にした。一つは「上に言われるんじゃなくて、自分の考えを持って行動しろ」で、もう1つは「会社の金を無駄遣いするのは自分の金じゃないと思っているからだ」。
どちらの言葉の場合にも、平社員は係長に言われ、係長は課長に言われ、課長は部長に言われ、部長は社長に言われ、と来るが、社長は誰にも言われないからねぇ。社長が創業者で筆頭株主であれば尚のことである。