|
他人の米国出願の明細書チェックで英文を読んでも面白味はない。上司はこの手の業務から逃げ、もう1人は文系出身で技術的なことが分からないので自分がやるしかないのだが、身に付くスキルがない。明日も寡黙に読み続けることになるだろうが、両隣がスキルアップに繋がりそうなことをやっているのを見ると、ちょっとムカつく。
自分自身の発明ではないが、照明系の結像性能への影響について勉強する機会ができて、ちょっと嬉しい。
STAP細胞の再現問題について、理研内部の人と思しき人が書いた裏事情的なものを slashdot.jp で読んだ。それが本当のことを書いているのかどうかは分からないけど、ちょっと暗い気分になる。
門外漢の自分には判断できないことなので、今後の展開を見ることしかできないけれど、Hendrik Schönのことを思い出してしまった…
以前、特許性に疑問を感じながらもエライ人が言い出しっぺなので出願した案件がある。最近の特許事務所との打ち合わせで、「あれでは特許性ないと思って」と言うと「やっぱりそう思ってた?」的な反応が返ってきた。事務所によっては初期段階で特許性に疑問を投げかけてくるところもあるだけに、ちょっとムカついたのだが、こちらがいい加減な依頼の仕方をしているから、特許事務所側もいい加減な対応でも良いだろうと考えているのかも知れない。まずは依頼する側がいい加減なことをしないようにするところから始めるべきか。
社内政治では、知財が情報を出さないのか、他部門が知財が出した情報を見ていないのかという話があるが、個人的には出せるものは全て出して「これでもダメだというなら何をやれば良いということになるんだ」というところまで行くべきだと思っている。それでも変わらない可能性は低くないと思うけど、その後の対応はそうなった時に考えるってことで。