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昨年末の健康診断の血液検査で「要治療」という結果が出たので、同じ病院で再検査を受けて来た。病院に着いたのが11時で会計終了が16時。そのうち12時頃から15時40分くらいまでは待ち時間である。単純に混んでいたのか、血液検査の結果が出るまでそれくらい掛かったのかは分からないが、さすがに疲れた。結果はちょっと脂質の値が高いので、経過観察ということだった。
待ち時間は短答過去問アプリで潰したので勉強にはなったんだけど、元々やろうと思っていたことが何もできなかった。
床屋での待ち時間に、置いてあった「SPA!」を読んだ。自分等の世代(アラフォー)がバブル世代からもゆとり世代からも嫌われている、みたいな特集だったが、数年前はバブル世代がその上の世代と我々の世代から嫌われているという趣旨の雑誌記事を見た覚えがある。中間管理職に相当する世代はその上下の世代の板挟みになるということなのであって、今の自分等の世代が特別であるかのような書き方をしているだけなのだろう。何年かしたら、ゆとり世代はその下の世代と自分等の世代の狭間で…なんて記事が書かれるのではないだろうか。
一言で言うと「もっと野菜を食え」ということだ。
取りあえず判断を後回しにしておいて、結局忘れている。前からそうではあるのだが、最近は放置がマズいテーマが増えているのでそれが目に付く。「それは難しいから考えたくないんだよねー」って言われてもねぇ…こちらが積極的に行動するのを狙っているのならある意味大した狸親父だが、自分がそれをやるにはスキルも経験も度胸も権限も無い。
NHK BSプレミアムで「独眼竜政宗」の再放送をやるそうである。また見たいなと思うことが何度かあったので、結構楽しみ。
久しぶりに量子力学の本を眺めていた。今はひたすら弁理士試験の勉強だが、それが終わった時には何か数値計算をしたいなぁと思っており、そのテーマをぼんやり考えている。
Stark効果をネタに摂動論とHamiltonianの対角化を比較をしたいと思っている。欲を言えば何某かの相互作用が強い極限と弱い極限では近似的に扱えて、その中間領域はHamiltonianの対角化、みたいな感じにしたいのだが、そんな都合の良いテーマはない。というか、相互作用が強ければ高い準位まで考える必要があるからHamiltonianの対角化になる気が。分数量子ホール効果はそう言う意味でも特異な現象なんだろうなぁ。
最近重要な出願が特許になったので、上司から、会議の場でこれを私の成果としてアピールするようにと言われたのだが、これには結構抵抗がある。第一に、そもそもこれは自分が出した成果ではない。特許性については発明者の寄与であり、特許になるよう補正等を考えたのは上司や特許事務所の人間である。自分の寄与がゼロとは言わないが、微々たるものだ。アピールするなら本当に自分が出した成果にしたい。第二に、これまで会議で私が話をしても、それに対する質問は上司に行くことから明らかなように、私は「上司の指示で作業している人」としか見なされていないので、そこでアピールしても効果があるとは思えない。第三に、自分を大きく見せるためのアピールが大嫌いだからである。自分がやった訳でもないことを自分がやったかのように周囲にアピールするようでは、前の勤め先の上司と同じではないかいう気持ちが強い。あと、あえて第四の理由をつけるとすると、自分は臆病者なのだ。
あと、ちょっと付け足すと、昨日の話のように、先にやるべきことを後回しにしておいて、自分のアピールを優先しようというのは正直いただけない。
某役員が言うように、私は狡い人間ではないのかも知れないが、こんな感じだと出世もしないだろう。ただ、実際に自分が成果を出したと言える時のアピール方法は考えておいた方が良いとは思っている。