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Business Media 誠の連載「新しい会社のオキテ」の4月14日と今日の記事には考えさせられるものがあった。積むべき経験を積むことができないままに歳を重ねてしまった会社員について、自分に当てはまる項目が複数あってドキッとする。
具体的なことを書くと気が滅入るか怒り心頭になってしまうので、そこは書かない。それを改善するための一つの手段は、4月14日の記事で言うところの「猟官運動」だと思うが、自分の場合、経験を積めるポジションにいるとは思う。あとは業務の優先順位を考えるべきなのだろう。
年齢の近い社外の知人から聞いた話なのだが、彼は異動間もない部署で、元からその部署にいる20代の社員と同じタイミングで資格を取るよう指示されたそうだ。所謂「当て馬」というヤツだが、それでしっかり試験に合格したのだから、大したもんだと思う。社外でこういう話ができる知人ができたのは幸運かも知れない。
入社して1年程度(そのうち半分近くは海外駐在)で異動になったので、自社技術で知らないことが多い。また、単に量が多いのとは異なる、ちょっと重い仕事が回されるようになった。それなら昇級させろという気もするし、今の等級でもこれくらいすべきなのかなぁという気もする。ということで、色々とストレスが溜まるものだ。
ただ、ちょっと重い仕事を担当することで経験値が貯まってくる。月曜日に書いたように、経験を積めるポジションにいるのだし、経験値だけが貯まる仕事はないだろうから仕方ないか。
1月中旬、3月上旬、4月中旬と模試の度に得点が上昇していたのだが、今日の模試は3月上旬並だった(気温みたい)。解きながら嫌らしい問題が多いと思ったが、これでもちゃんと点を取れる人はいるんだろうなぁ。
ある光学素子を利用した発明の出願について、それは原理的におかしいんじゃないかと意見したら、「レーザやってる人が言うんだから本当だと思ってたんだけど」との反論。私はその手の光学素子を設計していたんだけど、と言ったのだが、完全ではないにしても所望の動作はするかも知れないと食い下がって来た。すでに出願してしまったからそう言っているのか、私に信用が無いのかは分からないけど、気分が良いものではない。
とりあえず明細書等を見直したが、発明者が波動光学を全く理解していないのは明白である。この出願の内容で何かする訳ではないので放置でも良いのだが、光学についての知識まで疑われるのはねぇ…と考えるのは気にし過ぎかなぁ。
ここ数日、試験勉強の合間に、息抜きとして期間限定の無料マンガ「ろくでなしBLUES」を読んでいたが、今日でその期間も終了である。「ドラゴンボール」や「スラムダンク」などと共に週刊少年ジャンプ全盛期の作品で、この漫画の連載期間が自分の高校生〜大学院に近いこともあり、非常に印象深く、今読んでも面白かった。所謂「ヤンキー漫画」であり、典型的な優等生タイプな自分がこの漫画を読んでいるのは意外だと言われたこともあるが、そこまで堅物ではない(笑)