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_ ウニ丼でも食べようと、野郎3名で積丹へ行ってきた。昼食時は混雑するのは目に見えているので、朝6時に出発。
_ 小樽を過ぎて、眺めの良い海岸線を走っていると、「ビーッ」とタイヤがセンターラインを跨ぐ音が。居眠り運転か?と思ったら、運転手曰く「Tバックの女の子がいた」。山側を見ていたので残念…じゃないや、それで事故ったら洒落にならないよ(苦笑)
_ 島武意海岸での一枚。左側にあるのが屏風岩。これまた実に良い眺め。海岸での水着も良い眺め。
_ (色々な意味で)美しい眺めを満喫した後は小樽に寄って、小樽運河、オルゴール堂(の蒸気時計)、北一硝子、ルタオを回る。ルタオのティーサロンで飲んだオリジナルブレンドの紅茶がとても美味しかった。紅茶は通販はしてないみたいだし、買ってこなかったことをちょっぴり後悔…お店の説明書きによるとスリランカのムレスナ社によるフレバリングだそうなので、茶葉自体は横浜でも買えるのかな。
_ 満ち足りた気分で札幌に帰還。天候にも恵まれて、実に楽しい1日だった。
_ 「マクロな体系の論理」(吉岡大二郎、岩波書店)をカバンに入れて帰省したのだが、最初の確率・組み合わせが分からなくて、パラパラめくるだけで終わってしまった(苦笑)。何か勿体ないなと思いつつ、前書きを読んでいて目に入ったのが上記のフレーズ。「量が多ければ質的に異なる」というP.W.Andersonの有名な言葉で、原子・分子がマクロな数集まった体系を取り扱うには、個々の原子・分子の世界を支配する法則の他に、別の法則が必要だと言う主張だそうだ。見覚えはあるけどそういう主張だとは知らなかった。
_ ここで涌いてきた疑問が、アボガドロ数のオーダーまで行かなくても、設計自由度が膨大になることで設計手法が質的に違ってくるということはあるのか?ということ。最小自乗法、シンプレックス法、遺伝的アルゴリズムなど色々あるが、基本は多変数関数の最適化であることには変わりないんだろうな。最小自乗法がGAになったからと言って、設計手法が変わったとは言わないだろう。
_ まぁ、だからなんだと言われると、それだけなんだけど。
_ 父親と札幌郊外のダム湖へ行ってきた。父親が1人で釣りに行く時は2時起床だそうだが、今回はちょっと遠慮して2:30だそうだ(笑)。日の出頃に蝉を模したルアーを使うのが最近の流行らしいが、私の釣果はサクラマス一匹とウグイ二匹で、いずれもスプーン。ダム湖に下る前のヤマメの斑点はほとんど消えていて銀毛になっていたが、なかなか綺麗なサクラマスが釣れたからOKかな。
_ 途中、恐らく初めてスズメバチと1m以内の距離で遭遇した。羽音を出す虫が大嫌いで、釣りに行く時はヤブカやクマンバチに出会うことが一番嫌なことなのだが、今日はいつもと違う音がしたので足下に目を向けたら、毒々しいオレンジと黒のストライプが…一匹だけ川の側まで来ていただけで巣が近い訳ではなかったのだが、飛び去るまでの数秒間は恐怖で硬直していた。
_ 日経ビジネスonlineで、ダメ上司にキレてしまいそうだという読者からのたれ込みに対して、人事ジャーナリストが返信している記事(読者登録が必要)が面白かった。自身の経験を書かれているが、確かにキレても損をするだけである。
_ 以前、上司が私の提案を否定さえ出来れば良いと、物理法則と矛盾することを言い出したことがある。自分たちが設計している製品の動作原理の否定をしているのと同じことで、何を馬鹿なこと言ってるんだと強い調子で言ったところ「考え直す」とトーンダウンしたのだが、しばらくの間「貴方は直ぐに怒る人間だから」とネチネチ嫌味を言っていたし、挙げ句の果てには評価面談で「貴方は何の前触れもなく急にキレるから、どう接して良いか分からない」と言ってきた。何の前触れもなくというのはおかしいだろうと突っ込んだら詫びの言葉が返ってきたが、自分の都合の良いように「部下が理由もなく急にキレた」と自分の頭にインプットしてしまう人は多いのかも知れない。
_ ちなみにこの人、人並み以上に「キレる」。近くの席で行われていた会話を自分が責められていると勝手に解釈して、事務所のど真ん中で絶叫するくらいである。