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_ ある先輩から、元上司の消息を聞いた。自分の責任にさえならなければ何でもありと言う人で、部下への指示は「○○さんがそう言ってるからやってよ(だから何かあっても自分の責任ではない)」「再就職先を探すよりはマシだと思うから引き受けてよ」と言った具合で、「他の人が言うからやってというだけなら、課長はいてもいなくても同じじゃないですか?」と言ったら「そういうことになっちゃうかなぁ(ヘラヘラ笑いながら)」という人だった。自己保身のために私の昇級が遅れる原因を作った張本人であり、数年前に肩を叩かれて会社を去ったのだが、今は結構恵まれた環境で仕事をしているそうだ。
_ 彼の不幸が自分の幸せではないのだが、先輩から話を聞きながら、どす黒い感情が沸々と込み上げてきた。まだまだ未熟者である。