週記以上日記未満 in April, 2009

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2009年4月1日(水)

_ 今年も四分の一が終わってしまった。早いものである。

More is different(2)

_ 去年こんなことを書いたのだが、とある光学設計ソフトのFAQに書かれていることが興味深かった。要約すると、計算機の性能向上で計算できる光線の本数が桁違いに増えたことで、少数の光線で計算できる収差ではなく、スポット形状やMTFでの性能評価ができるようになったのだから、これは量の違いを質の違いとして置き換えたのだ、ということである。P.W. Andersonの言った意味とは異なるが、これも"More is different"と言って良いのではないだろうか。

_ 勿論、勘や経験などの要素は重要だし、PCやソフトの性能に頼るだけでは他人より良い設計はできないが、ちょっと心くすぐられる話だった。


2009年4月2日(木)

気になるニュース

_ 五丈原がアリオから月寒に戻ったらしい。味の方も戻っていると嬉しいのだが、どうなっているだろうか。


2009年4月4日(土)

花見

_ 鎌倉の妙本寺若宮大路を眺めた後で目黒へ移動して、ここで1人合流。昼食の後で目黒川をふらつく。さらに上野へ移動して、もう1人合流。上野公園でと人を眺めながらグビッっと飲む。

_ その後横浜へ移動して、居酒屋でマッタリ飲んで千鳥足で帰宅。


2009年4月7日(火)

発汗

_ 帰宅途中の中華料理店で夕食にしたのだが、途中から汗が止まらなくて困ってしまった。唐辛子の効いた炒め物を食べたし、暖かくなったのも確かだが、ちょっと異常なくらいである。だからだろうか、店を出た後の夜風はなかなか心地良かった。


2009年4月9日(木)

阿修羅展

_ 年休を取って見てきたのだが、入場まで30分待ちと、平日とは思えない程の混み具合だった。休日ならどんな混み具合なのか、ちょっと見てみたい気もする。他の展覧会と比べて観客の年齢層が高く、首都圏在住の定年後で比較的自由な時間がある人が、東京で阿修羅像を見ることができる機会に押し寄せている、といったところなのだろうか。阿修羅フィギュアの予約もできたし満足である。


2009年4月10日(金)

渦なしの流れ

_ 調べものをしていたら、15年程前の学会誌に面白そうな記事が載っていた。フェルマーの原理から出発して光束に渦(ねじれ)がないことを示すなど、力学と光学とのアナロジーを保存則の観点から説明しており興味深い。

_ 社内のとある部署で、トップの「古い書籍は価値がないから捨てろ」という指示の下に、かなりの蔵書を廃棄処分にしたという話を耳にしたことがある。彼が仕事をしてきた分野ではそうだったのかも知れないが、別の分野では上記のようなことだってあるのだ。

「自作しないとシミュレーションじゃない」

_ 同じ部署にシミュレーション好きという人がいるのだが、ちょっと怪しげな雰囲気が漂ってきている。シミュレーションすること自体を目的とする仕事の仕方で、私の計算結果から自分の計算に使えそうな箇所を抜き出して、現象論的なモデルで計算しようとしているようなのだが、物理現象を理解していないので、有用な計算結果は得られていない。数値積分で面積比だけ分かれば良いような場合には意味のある結果になるのだが、それだけでは仕事にならないしねぇ…



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