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ヒッグス粒子が発見されたとき、「神の粒子」が見つかったという取り上げられ方だったが、本来はそういう名前ではなかったということが「素粒子論はなぜわかりにくいのか」(吉田伸夫、技術評論社)に書かれている。「ヒッグス粒子が神の素粒子と呼ばれている本当の理由」で検索すれば2chのまとめサイトが出てくるので、それを見ても理由が分かる。また、ヒッグス粒子が全ての質量の起源であるかのような説明も見かけるが、これも正しくないそうである。あくまで一部の粒子の質量の起源だそうだ。
試験勉強の息抜きには好適である。
折角の休日だし、少し光学系の勉強もしようと思い、Light Field Cameraの原理について説明しているブログの記事を読んでみた。結像というものの捉え方が、これまで考えていたものとは違う形で整理されていることが新鮮に感じられ、もっと深く原理を知りたいと思ったし、信号処理にはフーリエ変換が入ってきそうな雰囲気満点なので、その点でも楽しめそうである。Lytro社のサイトから設立者であるRen Ng氏の博士論文を入手できるので、これをパラパラと眺めてみたが、これを読むには英語の復習も必要だ。
こちらは試験勉強の息抜き以上にしてしまいそうなので、強い意志を持って切り上げる必要がある。
中古で力学の本を購入した。当初新品を買おうとしたところ、Amazon等で調べても中古しか出てこないので、それで入手できればいいかと思ったのだが、今日再びAmazonを見たら、増刷されたようで10数冊在庫があった。ビジネスマンの需要が多い本で、一時売り切れ状態だったのかもしれない。
ちなみに、ここで言う力学とは社内力学のことである。
ここで何度かサイコパスな御仁について書いたことがあるが、彼は授業でノートを取ったことがないという話を耳にしたことがある。全ての科目でそういうことができるのか疑問ではあるが、飲み込みが早い人なのだろうと思う。ただ、それが当たり前だと思っているのか、自分が一度言ったことを相手が理解していないことが許せないらしい。
私と上司とサイコパスな御仁で打ち合わせをしたのだが、上司が一度サイコパスな御仁が話した内容を再び質問したところ、かなりイラついた様子で「さっき話したじゃないですか」と口にした。そこまでイラつくことでもないのだが、相当他人に非寛容なようである。私が同じことを言ったら、お前はバカかくらいのことを言いそうである。この会社は他人に非寛容な人が多いが、その中でも突出している。
彼の質問に対して答えるときも、ストレートに答えないと面倒くさいことになりがちである。Yes/Noで済む質問に理由から話し始めた人が、詰問口調で「僕の聞きたいことに直接答えてくれる?」と言われているのを見たことがある。
飲み込みが早い人は無駄をそぎ落とすのが上手いのだとはいうが、ここまで来ると、この人の部下でなくて良かったと思う。実際、この人のいじめのような叱責に耐えられずに退職した人もいるし。ただ、要領の良さ(狡猾さでもあるが)は見習うべきものがある。
床屋は日曜午後に行くことが多いのだが、先に行った方が上手く時間を使えるので(今日は特にそうしたい理由があった)、9時半頃に家を出て床屋へ向かった。しかしながら、床屋の目前で一人が店から出て、一人が店に入るのが見えて、店に入ると別の一人が散髪を始めたところだったので、丸々二人待ち。少なくとも1分早く出ていれば、1時間ほど早く帰宅できたはずなのだが…床屋の中は妙に寒かったし、ついてないときはこんなものか。