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_ 翌日に読み終えた。場の理論の理解は全然だけど(苦笑)、人間ドラマ的なものは十分堪能できたと思う。あと、学生の頃は、固体の量子論で第2量子化を習ったものの、意味も御利益も理解できなかったが、この本を読んで「こんな御利益が得られそう」くらいは思うようになったかも。また勉強し直したいし、もう少し素粒子物理学を覗いてみたいなぁ。
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あと、昨日「素粒子物理学を作った人々」と書いた本は「素粒子物理学を"創った"人々」の間違いだった。さらに言うと、主題が「セカンド・クリエイション」で副題が「素粒子物理学を創った人々」。取材に5年も掛けており、これはこれで読み応えがある。ディラックとパウリの関係について、2つの本で記述に食い違いがあって、どちらが正しいのか私には分からないが(*1)、どちらも面白いことには変わらない。後者は私が買った頃に比べてお求めやすい価格になっているので、両方読んでみると良いのではと勝手に思っている。