週記以上日記未満 in July, 2009

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2009年7月3日(金)

足りないものだらけ

_ 昨日今日と駒場で学会発表を見てきた。例年に比べて参加者が多い印象を受けたのだが、この不況下、将来の飯の種になりそうなものがないか情報収集に来ている人が多いのかも知れない。色々面白そうな話はあったのだが、そこで仕事をするために必要な知識やツールを持ち合わせていないことが悲しい。これから手に入れる努力をすれば、そのうち幾つかは何とかなるだろうか?


2009年7月5日(日)

新宿〜横浜

_ 昨晩新宿で、首都圏あるいはその近傍に住んでいる高校の同級生4名で飲み会をした。ほとんど馬鹿話だけで、あっと言う間に5時間近くが経ってしまった。

_ そのうち2人は日帰りは無理なところから来ているので、自分の部屋に泊まることに。狭い1Kの部屋で雑魚寝である。
今朝は遅くに起きて、昼を食べた後に駅で2人をお見送り。こんなノリもたまには良い。


2009年7月7日(火)

認識の違い

_ とあるイベントに関連して、同じ部署の人間数名の私に対する要望を知る機会があった。私の専門知識をもっと他の人に伝えて欲しいということなのだが、質問されれば出し惜しみせず答えてきたし、会話の中で相手の理解不足を感じた時には説明するようにしているが、黙っていても教えて貰えるという考え方には同意できない。知りたいことがあるのなら質問してくれば良いし、私もそうやって諸先輩から教わってきたのだが。


2009年7月9日(木)

骨折りの甲斐はあるか

_ ここ最近、時間が空いた時に、ソフトが出力する収差(係数)を「レンズ設計法」(松居吉哉 著、共立出版)の定義に換算するためのマクロを書いていたのだが、ドツボにはまりっぱなしだった。これまではまった内容は、

・「ウィンドウで表示→テキストファイル出力」という方法はあるのだが、マクロの中で収差を呼び出す方法が見つからない
・ソフトの収差係数がその定義に従っている文献は手元にあるのだが、極性の定義などではまる
・ソフトで近軸追跡した結果から収差係数を出そうとしたのだが、正規化したつもりでも光学系のスケールを変えると結果も変わる(実際は正規化になっていない)

_ といった感じである。ちょっと情けない気もするが、光学系データから曲率・屈折率・厚さだけを引っ張ってきて、あとは近軸追跡して収差係数を求めるマクロを書いて、無理矢理所期の目的を達成した。2つのソフトでほぼ同じことができるようになったのだが、一方は面の総数をマクロで求めることができず(取説にはできそうなことが書いてるが、その通りにやってもエラーが出る)、もう一方は、マクロで光学系データから主点位置を呼び出す方法が見つからずに、マクロの中に逆方向への近軸追跡で主点を求めるコードを書いたという、最早何のための光学ソフトだから分からない状況である。まぁ、最適化を行うことを考えれば、単一のソフトで作業が閉じるという意味では楽はできるけど。



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