週記以上日記未満 in October, 2009

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2009年10月12日(月)

ccSvcHst.exe

_ ずっとCPU使用率100%だと何をするのもかったるくてイライラしてくるが、だからといって何ができる訳でもない。もっと軽いウィルス対策ソフトを探してみようかなぁ。

物理の散歩道

_ 最近復刊されたことを知り、一通り購入した。
物理の散歩道
何故か「第三 物理の散歩道」だけは持っているが、新装版が出ても買い直すメリットはなさそうである。

_ まだ電車乗降時の混雑についての文章と、捨てることについての文章しか読んでいない。また本・書類の置き場が無くなってきたので、何をステルか考えねば。


2009年10月13日(火)

Ewald法

_ 周期境界条件におけるCoulomb相互作用の計算にはカットオフ(*1)が不可避に思えるのに、手元の論文では、どう見てもそんなことはしていない。「これは何故…?」と悩み続けていたのだが、処方箋と言うべき物があることを知った。googleで検索すると、分子シミュレーション関連で色々と出てきたが、系全体で電荷が中和している必要があるとか、上述の論文にも同じようなことが書いてある。詳細は休日を利用してじっくり勉強したほうが良さそうだが、数値計算のテクニックが上手く行く理由を物理的に解釈出来るというのは、それはそれで意味があることだと思う。今までも、プログラムを組もうとして初めて物理的意味を真剣に考えて理解した、ということが幾つかある。

_ 同様な事例は、光学(電磁気学?)の数値計算でも存在する。周期構造中の電磁波の振る舞いを計算するためにMaxwell方程式を平面波展開で解く場合、誘電率の逆数のフーリエ展開係数の逆行列を使うことで、straightforwardに計算するよりも計算精度を維持しつつ計算量を抑えることができて、その理由は長波長極限での等化屈折率を考えることで解釈出来るそうである。いずれ理解したいと思っていることなのだが、いつになりますかねぇ。

*1: 敢えて書くまでもないことかも知れないが、ここでいう「カットオフ」は、長距離のクーロン相互作用をどこかで切り落とす、という意味。数値計算で無限個の和を取ることはできない、という意味ではない

2009年10月16日(金)

頭痛の種

_ 今まで別の部署に頼んでやってもらっていた計算があるのだが、不具合を解析するために新規で計算を依頼しようとしたら、今回の依頼内容はモデリングに手間が掛かることとPCの能力不足で難しいという返事が来た。元々その部署との関係は、こちらから出した仕様である素子を作って貰っていたのだが、仕様を満たすようにはどうすれば良いか分からないので、彼らが自分たちで何とかしようと市販のソフトを購入したのがきっかけである。

_ 本来は、こちら仕様を出すだけでなく設計まですべきところなのだが、自分等がやらなくても何とかなるのでその状況に甘えていたと言える。他人任せにしていると肝心な時に何もできないという教訓かも知れない。


2009年10月18日(日)

無為な?1日

_ 午前中はフィットネスクラブで汗を流し、午後は床屋でサッパリしてきた。あとはこれといって大したことはしていない。ちょっと勿体ない過ごし方だったかも。


2009年10月20日(火)

有り得ない

_ FFTの出力を見てみたら「そんな馬鹿な」という状態だった。簡単なモデルで解析解と同じ結果が得られることを確認した上で、複雑なモデルへ展開したはずなのだが、何が間違っているんだか。

_ この計算ができるかどうかで次の展開が大きく違うからなぁ…もう一踏ん張りというところか。



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