|
「量子力学」(砂川重信)の第1章「電子の粒子性と波動性」の一部を読んだ。
確率の流れの密度のところは紙と鉛筆で計算したが、大した計算ではないので自力でフォローできた。Stokesの定理で体積積分を面積分に変換するよねぇ、とか。
来年の弁理士試験に向けて、短答試験向けの講座・教材を新規に買うか、手持ちのテキストの使い回しにするかで迷っている。迷う理由は2つあって、1つは、今年ほど大規模ではないが、来年も法改正があるので、それに対応した教材の方が良いのではないかと思うこと。もう1つは、講師と講義回数が異なることである。昨年は回数が少ない上に、講師の話が色々と脱線した挙げ句、時間が無いので流す程度にします、みたいな感じだったので、自分的には低評価だった。今年の担当講師は別の人で、講義回数も大幅に増えるため(勿論、受講料も増えるけど)、期待したくなるのである。
打ち合わせの中で「準位」という言葉を耳にしたら妙にムラムラしたので、帰宅後その手の勉強をしたかったのだが、急ぎやらなければいけないことがあったので、今日は断念。
自分にとって、ここ10数年はレンズのことだけど、最初は2電子系で出てくる三重項の方だった。
2電子系の波動関数は電子の入れ替えについて反対称だから、軌道部分が対称でスピン部分が反対称(一重項)な場合と、軌道部分が反対称でスピン部分が対称(三重項)の2つの場合があり、三重項の場合、スピンの方は↑↑、(↑↓+↓↑)/√2、↓↓の3つある(だから三重項)というヤツである。パウリの排他律を考えると、スピン部分が対称である方がクーロン相互作用を得する(エネルギー的に安定である)というのが交換相互作用の話だったことを、手元の書籍やWikipediaで思い出した。
ヘリウム原子の基底状態を摂動論や変分法で計算することを目標にしてみようかなぁと思っているが、脱線してStark効果やZeeman効果も良いとも思っている。さらにHamiltonianの対角化と比較できれば申し分ないが、どうなりますか。あと、「(↑↓+↓↑)/√2」 がどんな状態かイメージが湧かないのだが、これをイメージすることも目標にしたいところ。
前の勤め先の先輩から、転勤で山梨県内に引っ越すことになったとメールが来た。4月に転勤で千葉県に引っ越したばかりなので、最初は驚いたのだが、その先輩の今の勤め先が山梨県内でやっていることと、先輩の過去の職歴には共通項があるし、4月に転勤になった理由を考えるとあり得ない話では無いと思う。もっとも、本人やご家族にしてみればたまったものではないだろうが。
この先輩は、新卒配属時は別の部署だったのだが、そこで初めてまともな指導を受けた先輩と言って良いだろう。私の上司が放任というより放置だったので、見かねた上司の上司がその先輩に「部署は違うけどGoldenchild君の面倒見てやってよ」と言ったそうで、それから色々教えて貰うようになった。多分、最初に飲みに連れて行って貰ったのもこの先輩だったように思う。
気軽に「今度飲みに行きましょう」とは言えない状況になってしまったが、また飲みたいものである。
先日のマンションの勧誘の件、「マンションは不要だし、事前に警察にも相談したので、帰らないなら警察を呼びます」で相手が撤収したそうである。実際、事前に警察に相談してあって、連中が引き上げた後で事情聴取と周辺状況のチェックに来たそうなので、これで大丈夫だろう。
数ヶ月前から堅い物を噛むと歯が痛むのだが、試験が終わるまでは反対側の歯で噛んで誤魔化していた。残念ながら、予想よりも早く歯医者に行ける状況になったので、歯医者に行ってきた。試験終了後すぐに診察を受けなかったのは、思った以上に土日は予約が混んでいたから。
診察して貰ったところ、奥歯にかなり大きな虫歯があって神経まで行ってることは間違いなく、次回は神経の状態を見てどうするか判断するとのことだった。前回診察を受けてから4〜5年経っており、定期的に検診を受ければここまでの虫歯にはならないし、自分自身の歯を可能な限り残すためにも、忙しくても検診には来て下さいと言われてしまった。
転職してから ー 特に海外への長期出張以降 ー は土日も余裕なく過ごしてきたので、こういったことはことごとく後回しになっていた…ちょっと反省。
朝食・昼食共に、食後に猛烈な眠気が襲ってきた。そんなに寝不足ではないはずだし、疲れが溜まっている訳でもないと思うのだが、とにかく眠くて何も手に着かないという、困った状況だった。
夕方から外出して、来年の弁理士短答試験向けの講座を申し込んできた。4月から昇給したし、先日ボーナスが出たばかりだし、昨年より2ヶ月近く早く勉強を再開することになるし、申し込むには最良のタイミングだと思う。
今回申し込んだ講座はこれまでとは趣を変えてみた。これまでは、特許法第1条から順に内容を見ていくスタイルだったのだが、今回は、テーマ毎に話を進めて特許・実用新案・意匠・商標の共通点・相違点を述べつつ進めるスタイルで、テキストのサンプルページを見て面白そうだと思ったので、申し込むことにした。
結構な出費だが、少しでも前のめりな姿勢で勉強したいので、そこは目をつぶることにした。とにかく早く自分が自由に使える時間を増やすことが最優先なのである。