週記以上日記未満 in July, 2015

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Jul.21,2015 (Tue)

▼ 生々しい時事ネタ

東芝が大変なことになっている。色々と状況は異なるが、自分の転職は粉飾決算がトリガーだったので、生々しく感じてしまう。

粉飾を主導したのは経理出身のトップだったが、明るみになった頃には既に退職していてお咎めなしで、トップの指示で作業をした経理担当者は懲戒処分を受けて、その数年後に早期退職の募集に応募したorさせられたと聞いている。

もう少し小さい話だと、サービス残業も本質的には同じことだ。10年以上前に、当時の上司が昼礼で「定時に仕事が終わらないのは本人の能力や努力が足りないのだから、残業しないように工夫しろ」という趣旨の発言をした。遠回しな物言いだったが、「工夫」がサービス残業を指していることが明らかだったことが思い出される。

Jul.23,2015 (Thu)

▼ 寄り道

置換や互換について知ろうとしたのは、粒子の統計性について理解する上での予備知識を得るためで、先へ進んでも困らないとは思える程度には理解したと思っている。もうちょっと数学の勉強をしようと欲を出しているのが今の状況で、ちょっとした演習問題くらいは片付けられるくらいにはなりたいものである。

あと、「多体系と量子場」を読了したとして、そこまでだと物理現象を扱うための道具立てを準備しただけであり、超伝導とか具体的な物理現象を理解した訳ではない。それを題材とした本を読むことが本来の目的だが、何にするかが思案のしどころ。時間に余裕があれば英語の勉強も兼ねて当初予定していた de Gennes なんだけど、日本語にしたいなぁ(笑)

Jul.24,2015 (Fri)

▼ 外部との繋がり

誰でも一度は上司からの指示に対して「自分ができる訳でもないのに勝手なことを言いやがって」みたいな反感を感じたことがあるのではないかと思うのだが、最近の自分はやったことがない作業を部下に指示する必要が多く、やりにくさを感じている。下積み経験の効能として、自身の経験に基づいた指示が出せるし、経験者が言っているからという説得力があるので、上記の反感を抑制しやすいと思う。

自分が知らないところを部下に聞こうとすると、「私がやっておきますからいいです」的な返事が多い。そこには縄張りを荒らされたくないとか、上司が知らないことがある方が自分の居場所を確保できる(更に進むと「上司に対して優位に立てる」)という意図が感じられる。それが本当にノウハウと呼べる物であれば、その気持ちも分からなくもないだが、googleで調べればすぐにやり方が分かるとか、一度分かってしまえば大したことがない定型業務程度のことが多く、内実を知って呆れたことがある。

担当者の人間性も影響するだろうが、この職種は技術者と比較すると他人との業務との関わり合いが希薄なので、スキル・知識を自分のものだけにしておく「囲い込み」がし易いのだろう。知人の会社では、「全てを知り尽くした部長+その他平社員」という構成が長く続いたことで、その部長が退職した後は大変だったそうだ。後任の部長は社内の別部署からの横滑りだったようだが、中間管理層がいないことで担当者以外は分からないという状態になっており、担当者は自分の立場を守ったり強めるために後任の部長の言うことを聞かず、それに耐えられなくなった(場合によっては心を病んでしまった)後任部長が辞めてしまうということが続いたそうだ。今は外部から全てを知り尽くしたレベルの人を引っ張ってきて部長に据えて、組織改革を進めている最中だと聞いている。

研修で知り合った同職種の人達との交流は、この辺の情報交換ができる点で非常にありがたい。幸いなことに競合他社の人はいないので、変に腹の探り合いをする必要はないし、人によって担当業務も違うので、色々な業務の情報を得ることができる。社外からの情報で、社内で恥をかかずに済んだということもある。自分でやったことがなくても、やった人から直接聞けば多少なりとも効果はあるだろう。

▼ 結論は違えど

つい先日、私の転職のトリガーについて触れたが、酒の席で転職経験の話になった。参加者の一人が同じ会社で30年近く仕事をしている人なのだが、やりたいことができないから転職を決断するという考えが理解できず、それなりの規模の会社であれば、そこに居続けた方が良いのではないかという考えだそうである。その人の勤め先は間違っても潰れないだろうという会社だし、自分もそういう会社にいたら、担当業務が多少不本意でも我慢する可能性が高いし、一つの会社でサラリーマン生活を全うできればそれはそれで幸せなことだと思うので、そういう考え方もありだと思う。

転職をする/しないどちらにしても、得るものと失うものを比較して、「(得るもの)ー(失うもの)」を最大化できると思った選択をしたということだろう。

Jul.25,2015 (Sat)

▼ 飲み会

飲み仲間と鳥料理が美味しい店で飲み食いした。揚げ物、焼き物いずれも美味しく、特に締めに食べた鳥スープごはん(お茶漬けのお茶を鳥スープにしたヤツ)が絶品だった。

その後、随分久しぶりに行ったバーでカクテルを3杯飲んで、スナック(でいいのか?)で飲んだ後に帰宅。最後の店では私以外の面子はその後も居続けて、始発で帰宅したらしい。

帰りの電車で席に座ったら寝てしまい、本来は乗り換えるべき駅を過ぎてしまった。逆方向の電車に乗り換えて乗換駅まで戻ることはできたのだが、既に終電が出てしまっていたのでタクシーで帰宅…

Jul.26,2015 (Sun)

▼ ヘパリーゼHi

昨日、飲む前に飲んだのだが、随分と効くようだ。結構飲んだのに気だるさをほとんど感じない。プラシーボ効果かも知れないけど。

▼ アナデジ

腕時計を購入した。今回購入したのが左側で、これまで使っていたのが右側。今後は仕事では左側、プライベートでは右側で使い分けることにする。左側は、針がデジタル表示と被る時は邪魔くさいのと、月日を表示するにはボタンを押さなくてはいけないのが面倒だけど、慣れるしかないだろう。

左側は毎日電波を受信できているようだが、右側は電波の受信感度が低いようで、放置していたら1分程度進んでいたことがあったので、電車の時刻等を気にするときにはちょっと困る(遅れるよりは罪が軽いかも知れないが)。外出時に電波の受信状況を見て手動で時刻合わせを行うのだが、道端で腕時計を手に持って数分間ボーッと待ち続けるのはちょっと間抜けな感じがする。まぁ、仕事で使わないから時刻の正確性は余り気にしなくても良いと考えることもできそうだが。

Jul.28,2015 (Tue)

▼ ドタバタ

急に仕事が忙しくなった。やってる本人は色々とキツいものがあるが、普通の人は滅多に経験できないことではあるので、夏休みのお土産話には丁度良いだろう。もっとも、色々な意味で進展があるのは夏休み明けなので、本格的な話ができるのは冬休み以降になりそうだ。

▼ 毎度の風景

話す側の説明が悪いのか、聞く側の理解力が低いのか、それを決めるのは当事者間の力関係でしかない。いつも理不尽だなぁとは思うけど、そんなもんだ。

Jul.31,2015 (Fri)

▼ 世代の境界線

社外の会合で年齢の話になった。私より3つ年下の人がいたのだが、その人によると私と彼は同世代ではないそうである。随分きっぱりと言い切ったので、「一緒にされたくない」とでも言いたいのかよと少々気分が悪かったものの、絡む程でもないと思い聞き流したのだが、明確な境界線でもあるのだろうか。

年代的には、私は就職氷河期前半に、彼は氷河期真っ只中に就職したのだが、私はバブル期入社組だとでも思われたのだろうか。まぁ、単に私の言動で気に入らないものがあっただけかも知れないけど。


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