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この時の資料を修正して、今週中に関係者に配信するべく作業開始。やっつけに近い割にはよくできていたが、やっつけならではの不具合も少なからずあるのも事実なので、これを修正して行こう。本音を言うと、研修の提出課題なので業務中にやりたいんだけど、時間的にちょっと厳しいかな。
「多体系と量子場」(新井朝雄、岩波書店)を読み始めた。昨年の「マクロな体系の論理」と同様に、岩波講座「物理の世界」の一冊で、索引を含めて80ページという薄い本である。このシリーズは中身も薄いという批判を目にすることもあるが、「マクロな体系の論理」は良い本だと思うし(例外?)、この本もそうであって欲しいと思って中古で入手した。カバーに書かれた「現代物理に必須の量子場の概念を,古典的物質波の量子化という迂遠な方法を経ずに量子力学の枠内で簡潔明快に解説する.」という一文に期待しよう。
著者が数学専攻の教授(*1)ということが影響しているのか、自分が読み慣れた物理の本に比べて数学臭さを感じる(∈や⊂が目につく、とか)というのが第一印象である。まぁ、自分がその手の記号に不慣れなだけという説もあるが。
最初のハードルは首記の通り、「置換」である。「物理と行列」(今村勤、岩波書店)を援用しつつ頑張ってみよう…いつ終わるかなぁ(笑)
置換は互換の積で表されるという話、特に、互換の個数が偶数であるか奇数であるかという点について、重要な定理があるらしい。「物理と行列」には見当たらなかったので、他の手元にある本を探してみた。
「入門 線形代数」(三宅敏恒、培風館)と「線形代数学」(川久保勝夫、日本評論社)の二つに出ていたが、前者の方が読みやすそうだ。今週中にすっきりできると嬉しいが、どうなりますか。
部下に悪態をつかれたので、強めの口調で返してやったら言葉に詰まっていた。虫の居所が悪かったのか、忙しいときに重要度の低いことで声を掛けられたと思ったのかは知らないが、単に失礼なだけである。上司部下を問わず、可能な限りソフトに接しようと思っていたが、方針変更である。
部長などにも同じように悪態をつけるのであれば筋が通っていると思うけど、そういう人の指示には表向きは従順にして、本人に聞こえないように「それができれば苦労しねーよ」とつぶやいたりしている。その現場を見て以来、この部下の人間性には疑問を持っている。
私に裏の顔を見せることがあるのは舐められてるってことだろうから、パワハラだと言われない程度にやり返すくらいが丁度良いだろう。
横浜駅前に買い物に行こうと思っていたのだが、外の暑さでくじけててしまい、近所のスーパー止まりだった。明日以降、会社帰りに寄ることにする。
その分、弁理士試験の勉強をした。詳細な要件になると理解が怪しいが、見覚えのある話ばかりなので、今のうちに大枠を押さえておきたい。器をしっかり用意しておけば、後はそこに入れるだけでいいはずだ。
初めてマンガの単行本の自炊をやってみたが、思った以上に手間がかかった。これまでは、セミナーや弁理士試験講座のテキストが多かったのだが、これらとの違いは以下の通り。
まず、紙面全体に絵が描かれているため切りしろが少なく、ペーパーカッターでの作業が面倒。次に、紙が厚いので、カッティング・スキャン共に一度にできる枚数が少なく、スキャン後に結合するPDFの数が多い。さらに、ページ数が書かれていないため、スキャン後に正しく全てのページがスキャンできているかを確認するのも結構大変だった。
当初は何冊かやるつもりで始めたのだが、今日は一冊だけにして、急がずやることにする。あと、今回はカバーはどうでも良いのでスキャンしなかったが、カバーの絵も残したいとなると、さらに面倒だ。
手を動かすことを億劫がってしまい、この連休は置換に関する計算をちょっとやっただけで終わってしまった。鶴田匡夫氏に退役しろと言われそうであるが、それには早すぎるので、もう一踏ん張りする。「入門線形代数」(三宅敏恒、培風館)の演習問題で「S4の元を全て求め、偶置換と奇置換に分けよ」という問題があったのだが、「元」の意味が分からずgoogleで調べてしまった(苦笑)。また、Yahoo!知恵袋で全く同じ問題について質問されていたが、大学の講義の課題だろうか。
先日の打ち合わせの中で、金属反射と屈折率反射という言葉を使っている人がいたのだが、今一つピンと来なかった。どちらにしてもFresnelの公式で反射率が求まるし、違いなんてあったっけ?と思ったのだが、今になって、ミクロな意味での違いを言っているのだろうと気がついた。金属反射というのは自由電子起因の反射を言っていて、屈折率反射というのは誘電体(絶縁体)を言ってるのだろう。屈折率の実部か虚部かの違いと言っても良いだろうか。
実務を行う上でも、もう少し真面目に光学の勉強をし直した方が良いかも知れない。