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現実逃避に先日のBCS理論に関する疑問について考えたくなり、昨晩から手元の本やウェブで調べて簡単にまとめてみた。
BCSの波動関数は粒子数が一定ではないので(グランドカノニカル分布)、粒子数一定という条件を課してLagrangeの未定乗数法を用いる
しかしながら、未定乗数が化学ポテンシャルだと言える理由は理解していない
Fermi-Diracの分布関数での化学ポテンシャルは、系の平均粒子数が系内の粒子数に一致するよう決めるのだから、そんなものか?
最初からカノニカル分布で考えれば、最小になるのはHelmholtzの自由エネルギー…ってことか?
勘違いがあるかも知れないが、頭が結構スッキリした。ミクロカノニカル分布・カノニカル分布・グランドカノニカル分布が何だったか確認できたのも良かったと思う。
弁理士試験の勉強だが、驚くほど進んでいない(苦笑)
俺はね…と言いたいところだが(笑)
超伝導に関する書籍を調べてみたところ、気になる本を発見した。雑誌の別冊なので、書店では置いてないだろうと思って年明けに届くよう注文したのだが、外出時にジュンク堂に立ち寄ったら置いてあった。中身に目を通したところ、息抜きに読むには難しい内容だが、是非とも読破したい本だと思った。急いで読むべき本ではないので、当初の予定通りに年明けに読むことにしよう。