_ ヨーロッパ強豪国の苦戦が目立つ中、オランダは良い感じだ。1次リーグと決勝トーナメントは戦い方が大きく異なるので、この調子で行くかどうかは分からないが、ブラジル、アルゼンチン、オランダという攻撃的なチーム^(*1)はこれからも楽しみだ。その前に、1次リーグ屈指の好カード「ブラジル×ポルトガル」があるな。

_ ドイツはチームの調子が悪いわけではなく、退場者を出した影響が大きいだろうが、フランスは重症だ。フランスサッカー連盟はEURO 2008の後で監督を交代すべきだった。ドイツ2006で準優勝したのもジダンの存在が大きかったと思うのだが^(*2)、監督の功績として評価されたのだろうか。

_ 日本サッカー協会が「決勝トーナメント進出したら続投」なんてことを言っているらしいが、それは止めて欲しい。チーム編成を中村(俊)中心から大きく変えたことが今の状況を作っていて、それを決めたのは岡田監督ではあるが、こうなることを前々から想定していたとはとても思えない。

_ 「よくわかる電磁気学」「今度こそ納得する物理・数学再入門」(共に前野昌弘 著)を購入。前者はまだパラパラと眺めた程度。後者は多少読んだ程度だが、「dy/dxは割り算なのか？」「熱力学の関数(U,H,F,G)は、それぞれどこが違うの？！」は「なるほど」という感じで、「zとz^*はなぜ「独立」なの？」も面白そうである。学生時代に習ったけど忘れたのか、そもそも頭に入ったことがないのか、いずれにしても他の章も期待できそうだ。

_ 諸般の事情で色々と余裕がないので、ほとんどの試合はダイジェストしか見ていない。決勝トーナメントは全て地上波で放送されるようなので、可能な限り全試合を録画して見たいと思っている。

_ ブブセラの音を聞いてチアホーンを思い出した。ブブセラはチアホーンの一種らしいので、当然と言えば当然なのか。Jリーグの前、日本リーグ時代はチアホーンが当たり前のように使われていたが、Jリーグ2年目から禁止になったらしい^(*1)。

_ 日本代表は3連敗を予想していた…岡田監督ゴメンナサイ。でも、開き直りの急造システムが上手く行ったという結果なので、ニュースなどで見かける名将扱いには抵抗を感じるなぁ。

_ 決勝トーナメントの組み合わせを見ると、順当であればオランダとブラジルが準々決勝で当たって、この勝者が決勝へ行きそう。反対側は全く予想できないが、希望だけ書くと、アルゼンチンとスペインのどちらかが決勝進出して欲しい。

_ ドイツ×イングランドは予想外の大差がついた。イングランドの守備陣はスピードに対して脆く、「世紀の誤審」が無くてもドイツが勝っただろうと思うほどにドイツのカウンターは見事だった。エジルを初めとして優秀な20代前半の選手が揃っていることを考えると、4年後には一体どんなチームになっているのだろう。

_ アルゼンチン×メキシコは、メキシコの方が組織的なプレーができていたと思うのだが、アルゼンチンはここぞというところで個人の能力が出ていたのが勝因ではないだろうか。この試合も誤審が試合の流れに大きな影響を与えており、メキシコの選手・監督が気の毒な気もする。

_ 観光庁が「休日分散化は大きな経済効果が期待できることが実証された」と主張しているらしいが、アンケートの結果から旅行消費額を試算した結果を「実証」というのは如何なものか。自分が業務でシミュレーションを行っても、その結果だけで「実証された」なんてことは言わないが。

_ 私は帰省の際にしか会えない友人が多いので、分散されるのは迷惑でしかない、というのもある。

_ オランダ×スロバキアは、NHKが前後半で2つのチャンネルに分けて放送することに気付かず、後半だけの観戦になってしまった。地力の差が出ていたと言っても良いだろうが、この感じだと、ブラジルと当たるとどうかなぁ…

_ ブラジルは強い。後半チリに攻め立てられる場面もあったが、大量リードで気が緩んだか？　ただ、強いけれど、これぞブラジルという華麗なサッカーではない。ドゥンガは勝つことに徹しているのだろうが…

_ 今の感じだと、決勝はブラジル×ドイツになりそう。

_ 諸般の事情により、日本戦でリアルタイムで見ることができたのはPK戦だけだった。開幕前の状況を考えると夢のようであるが、実際にここまで来ると敗退が残念である。しかし、いつ見てもPK戦は残酷だなぁと思わずにはいられない。

_ 高校の部活での話だが、小心者な私はPKの練習ですらダフってしまい、キーパー正面への「コロコロPK」になってしまったことがある。先輩から「それくらい蹴れるようにしておくように」と突っ込まれて凹んだことは今でも覚えている…これがワールドカップのPK戦だったら、一体どうなっちゃうんだろう(苦笑)