週記以上日記未満 in July, 2010

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2010年7月1日(木)

1回戦(4)

_ 録画しておいたスペイン×ポルトガルを得点シーンまで見た。パスは沢山繋がるんだけど、ゴール前のプレッシャーが厳しい場所になった途端に…という点では、悪いときのバルセロナのようである。解説者も言っていた通り、シャビがプレーする場所が前目になってからは得点の臭いがし始めたが、まだ物足りない感じ。

_ この試合を見ても、やはり優勝は本命ブラジル、対抗ドイツで変わらない。希望だけならオランダ×スペイン、あるいはオランダ×アルゼンチンの決勝戦が見たい。

脳味噌の劣化具合

_ 定期購読している専門誌に掲載されている大学入試問題を扱った連載を見て、実際に問題を解いてみたのだが、散々な出来だった。専門分野については難しくないのだが、答えに辿り着くまでの計算ができない。三角関数の加法定理を間違えていたり、二等辺三角形の性質を忘れていたりと、中学・高校生レベルの数学が忘却の彼方に行ってしまっている。結構自分のことを情けなく思ってしまった(苦笑)

_ 「今度こそ納得する 物理・数学再入門」を面白く読んでいる。ラプラシアンを「周りの平均と自分自身との差」として考えたことは無かった…ホント「再入門」ですなぁ。今のところ、サラッと読み流せるところだけしか読んでいないので、紙と鉛筆を使って考えることもしてみよう。

_ 物理の大学入試用の問題集が欲しくなってきた。休みの日に本屋で物色してみようかな。


2010年7月3日(土)

オランダ×ブラジル

_ 同じ間違いをやってしまった。学習能力がないな>俺

_ 前半を通しで見ていないのだが、後半は前半とは別の試合のような出来だったようで、同点以降のオランダは良かった。ブラジルは、リードして逃げ切る展開しか経験していないせいか、追い付かれて浮き足立ってしまったし、こんなときは、キャプテンなど中心的選手がチームを鼓舞すべきなんだろうけど、チームを仕切るのはドゥンガであり、ピッチの中にはそのような存在がいないようだった。

ドイツ×アルゼンチン

_ 飲み会の後に後半から見たのだが、これまた衝撃的な試合だった。この大会でドイツに先制されて勝てるチームがあるとは思えない。イングランドもアルゼンチンも、先制されて前掛かりになったところで見事なまでにカウンターの餌食になっている。1次リーグでは全体的な傾向として得点が少ないと言われていたが、強豪国同士の対戦で大量点というのは何とも言い難いものがある。アルゼンチン×メキシコでも感じたことだが、個々の能力よりも組織的なプレーが重要であり、日本が個々の能力なら自分たちよりも勝っているチームに勝って1次リーグを突破したのも、組織的なプレーができたからと言えるだろう。個々の才能なら「ドイツ<アルゼンチン」かも知れないが、組織力では「ドイツ>>アルゼンチン」だったということか。元々アルゼンチンは堅守のチームではないし。

_ ブラジルがオランダに逆転負けしたのも同点になって浮き足だったからなので、仮にブラジル×ドイツが実現したとして、ドイツが先制したら同じような結果ではないだろうか。ドイツがセルビアに負けた試合は見ていないのだが、退場者の影響と若さが出たんでしょう、としか言いようがない。

_ ドイツが嫌いな訳ではないのだが、魅せるパスサッカーのチームに勝って欲しい…でも、今のところ、俺的優勝候補筆頭は断トツでドイツになってしまった。願望優先だとオランダかスペインなんだけど、どうなりますか。


2010年7月4日(日)

スペイン×パラグアイ…のはずが

_ ドイツ×アルゼンチンの録画終了数分前でHDDが一杯になって(*1)、録画されていなかった(汗)

強者のカウンター

_ この大会の戦術については、この記事が非常に興味深い。あと、こちらも。ドイツには戦術も個人の才能も揃っているってことか…大会前には「毎度参加の優勝候補」程度にしか認識しておらず、バラックがいないので厳しくなると思っていたのだが、この認識は大間違いだったようである。

高校レベル

_ 先日書いたように、本屋で高校物理の参考書・問題集を眺めてきた。標準的なものからZ会の難関大学用のものまで見て来たが、簡単そうで物足りない(実際に解いていないので軽々しくは言えないが)。高校数学の方はやり直すべきだが、それなら手元に良いものがある…ということで、何も買わずに帰ってきた。

_ Z会の問題集をパラパラと眺めていたら、阪大の入試問題で、単一球面での屈折におけるHelmholtz-Lagrangeの不変量とレンズの公式を導出させるというものがあった。正弦定理さえ知っていれば楽勝であり(難関大学でなくても理系の受験生なら知ってるでしょう)、これが難関大学用の問題集に出るあたりに高校と大学で習う物理のギャップが感じられた。まぁ、物理系の学科を出たんだし、光学の仕事をしてるんだから、これくらいでなくてはいけないんだけど。

*1: 試合終了後のダイジェストの途中で切れていた

2010年7月7日(水)

日本相撲協会

_ 「組織の盛衰」的な言い方をすると、共同体であって機能体ではないということか。


2010年7月8日(木)

スペイン×ドイツ

_ 朝ニュースを見て結果を知ったが、ダイジェストだけだと流れが分からないので、帰宅後ビールを飲みつつ録画しておいたのを見た。

_ 内容的にも文句なしでスペインが勝ったと言えるが、試合開始直後のドイツのプレーに少々疑問を感じた。イングランドやアルゼンチンに対してやったように、最初にプレッシャーを掛けて出鼻を挫く作戦を取らなかったのは何故だろう。スペインのパスサッカーは見事だったが、ドイツがそれをやり易くしてしまったのではないだろうか。その辺りは若さ故なのかもしれないが、それであれば経験を積めば変わるだろう。ドイツはこれからが楽しみなチームだ。


2010年7月9日(金)

オランダ×ウルグアイ

_ 順序が逆になってしまったが、ビールと枝豆を脇に置いて録画しておいた試合を観戦。

_ オランダはかなり苦しんでやっと勝ったという感じで、ウルグアイは負けた気がしないかも知れない。ガーナはそのウルグアイに負けた気がしないだろう。各国の実力差が詰まっている状況と、一発勝負のトーナメントであることがこのような展開をもたらしているのではないだろうか。

_ 準決勝だけ見るとスペインが優勝しそうな内容だが、どうなりますか。


2010年7月10日(土)

ドイツ×ウルグアイ

_ スカパーのみの放送らしい。残念ながら加入していないので、Webで結果を見ただけ。

_ しかし、ドイツ選手の名前ってなんか格好良いな。シュバインシュタイガーなんていかにも強そうな名前だし、「メルテザッカー!!!」だとヒーローものの必殺技か巨大ロボットの名前みたいだ…と思ってググってみたら、同じようなことを思った人が多いようだ。

_ もっとも、シュバインというのは「豚」だそうで、シュバインシュタイガーは「シュバイニー」という愛称を嫌がっているらしいし、まぁ、日本人の勝手な妄想ってことで。



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