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特に自分が不利益を被ったわけでもないのに、イラッとすることが多い一日だった。ただし、理由は明確で、自分の力不足を感じたからである。細々としたことは書かないが、この業務をやるようになって4年経つ割には何かのスキルが身についたという感覚がなく、それゆえ他人の言動に不快感を覚えるのだろう。
今の部署に移ったときに、前任者から言われたのは、「OJTはしないから、必要な知識は研修で身につけて、後は適当にやってくれ」ということだった。前任者の姿勢も酷いものだとは思うのだが(*1)、自分から積極的に前任者の経験を盗む姿勢も必要だったと思っている。今は色々な面で実務で揉まれているので、それが成長を促してくれているという気はするが。
もっと将来の自分をシミュレートしながら今の仕事をする必要があるだろう。
本番の合格ラインが正答率65%(39点)なのだが、今日の自己採点結果は53.3%(32点)。箸にも棒にもかからないという状態ではなく、しっかり復習すれば改善できる間違いが多かったのが救いではある。
次回は5月5日である。
ちょっとドタバタしたためペースが落ちてしまったが、「ロンリのちから」を見続けている。実務で使えそうな雰囲気がプンプンするだけに、もっとこの辺りを鍛えたいのだが、試験勉強が落ち着くまでは、この動画を見るだけに留めておくべきだろう。
「理系社員サバイバル白書」という特集記事に興味を持ち、週刊東洋経済を購入した。詳細は連休中に勉強の息抜きとして読むつもりだが、理系社員の学力に関する一部の記事は読んでみた。
東証一部上場9社の理系社員に解かせた数学(というより算数)や物理の問題が出ているので自分も解いてみたのだが、結構間違えた。往路と復路で異なる速度で往復した場合、その平均速度はどうなるか(*1)、とか、滑車にぶら下がった複数の重りの釣り合いから重りの重さを求める問題は、2回目で正解に辿り着いた。
実務でも、打ち合わせの中で、光学系の話に一瞬ピンと来なかったり、ちょっと悲しい気分なのだが、1次(短答)試験だけでも合格して、物理系の勉強をする時間を増やしたいものだ。単に物理を楽しみたいというのもあるんだけど、発明の内容を理解するために必要な知識を増強しないと、単に発明者と特許事務所との繋ぎ業務しかできなくなり、それは誰でもできる単純作業でしかない。
今の業務になって丸4年になるのだと気づいて少々驚いた。今の勤め先に転職してからだと5年4ヶ月だが、(どちらかというと悪い意味で)驚くことが沢山あった。
最近「ロンリのちから」を見ていることもあるだろうが、今の勤め先は論理的に無茶苦茶なことを言う人が多いとの思いを強くしている。前の会社にもいたけれど、そういう人はごく一部の人間だった(*1)。
もっとも、論理的にどうであろうと「勝てば官軍」の世界である。経営者が、自分の思い通りにならないのは従業員がいけないんだ、という趣旨の言葉を口にすることが多いが、それを反映した社風なのだろう。