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_ ここ最近、ある人から自分が書いた報告書についての苦情を2件頂戴している。いずれの場合も本人以外は分からない書き方なので、誰かが後追いで検証しようとしても不可能だとの指摘である。元々論文や報告書は素っ気ない傾向ではあったのだが、改めて読み直すと、自分でもちょっと酷いなと思う。多分、自分の頭の中が整理できる前に報告書にしているのが問題だろう。自分が設計したものでもなく、作ったものでもなく、一部測定をしてデータ整理しただけなので、中身をよく分かっていない。その測定方法も問題有りかもと言われてしまった。
_ 内容を把握したいと思われているうちに改善する必要があるだろう。「自分でやっている」感があれば違ってくるかなということで、次へ続く。
_ 先週末に書いた、他人が作ったソフトでの計算結果に出てくる特異点をどう考えるかの結論が出ていない。それについて作成者が責められることはないので、急いで見直すことは考えていないようである。自分はソフトを作り直すよう指示できる立場ではないが、だから結果がありませんでは許されない。仕方ないので月曜から解析用プログラムを作り始めて、所望の計算ができるようになってきた。単純な状況での計算結果を見る限り、問題はなさそうだ。
_ この件に限らず、人を動かす権限は与えられていないのに、会議の場では「お前が管理していないのがいけないんだ」と責められ続けているので、パンチドランカー状態なのかも知れないが、それなら自分にスキルが残る、あるいは単に面白そうな方向に行っても良いだろうという気分になりつつある。ソフトの作成者との関係が難しくなる可能性もあるが、前にも書いた通り、どうせもう浮いてるんだから気にしてられるか、といったところだろうか。