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今日は帰宅が遅かったので、少しだけ。
先日の$\Delta E$の出所として、孤立系なのに周囲とわずかにエネルギーの遣り取りがあるような書き方をしていることに気持ち悪さを感じていたのだが、これは量子力学に由来するエネルギーの揺らぎを古典論での議論に取り込むための方便のようだ。
こういった気持ち悪さを解消することも楽しいけれど、もう少し前に進みたいところである(これもある意味では前進と言えるのだろう)。
他人からの揚げ足取りに備えて書面をチェックするのが業務の一つなので、好むと好まざるに関わらず、自分が揚げ足取りしているのと同じになる。それを「お前がやっているのは単なる揚げ足取りだ」と言われてもねぇ…その「揚げ足取り」の結果、評価が標準より2段階上になったのは、喜ぶべきか、悲しむべきか。
最近論理学の勉強はご無沙汰状態なので、これ自体が反省すべき点なのだが、文と文の関係ばかりを気にしていて、段落と段落といった、もっと大きな枠で考えることができていないと痛感した。揚げ足取りが必要な業務だとしても、重箱の隅をつつくようなものでは余り役に立たないので、その辺りをもっと強く意識しなければ。
ある方が、Einsteinの評価に関する話をした。その人は、Einsteinは過大評価を受けていると考えていて、その根拠は、(特殊)相対論は同様なことを考えた人間が他にいたこと、光量子仮説はいいとして、その後の量子力学の発展には貢献しないどころかついて行けなかったということだそうである(ちなみに、この方は理論物理系の研究室出身である)。
個人的には、一般相対論、ブラウン運動、固体の比熱に関する理論、Bose-Einstein凝縮などの業績もあるわけだし、量子力学全体の中で彼の貢献が他の物理学者のそれと比べて少ないことが、そこまでマイナス材料になるとは思わない。私の判断ではないが、Landauが作った物理学者の対数評価を知っているのかと小一時間(略)。
一言意見を言おうと思ったら、同席した他の人が「確かにそうですね」的な反応を示して別の話題に移ってしまったので、ちょっとしたモヤモヤが残ってしまった。
早朝(と言っても時刻は不明だが)、息ができなくて目が覚めた。唾を飲み込むと喉が痛く、口蓋垂炎か扁桃腺炎であろうことは容易に想像は付くのだが、鼻づまりでもないのに鼻呼吸できないのは初めてのことだ。取りあえず、横向きとうつ伏せを切り替えつつ朝を迎えた。
起きて口の中を鏡で見ると、口蓋垂と左側の扁桃腺が腫れているようで、口蓋垂は先端が舌にあたっているように見える。喉の痛みは風邪のひき始めによくあるパターンなので、耳鼻科に行くか近所の薬局で薬を買うか迷ったが、ペラックT錠を買って様子を見たところ、30分〜1時間で痛みは引いた。その後に追加で葛根湯を飲んでおいた。
疲れが溜まっているであろう上に、今週は飲み会が2回あったので、弱いところに来てしまったのだろう。しばらく飲酒は控えて無理はしない方が良さそうだ。今日は大人しく溜まっていた録画番組を見て過ごしたが、何度も寝落ちした。