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ニュースサイトの記事によると、小学校の算数で、掛け算や足し算の順序までが問われる世界があるらしい。茂木健一郎氏のブログで取り上げられたことだそうだが、以前少しだけ触れた、小学六年の時の担任の「クセ」を思い出してしまった。
定期的に漢字のテストがあったのだが、事前にどの漢字を出題するかは発表されており、読みは同じでも発表されていない漢字を書くと不正解になる。出題される漢字が授業で習った範囲とリンクしていたかは記憶が曖昧なので、掛け算や足し算の順序に関する話とは同一視できないかも知れないが、グループ毎に得点を競わせて、最高点を取ったグループには景品を与えるので、「他人の不幸は蜜の味」を増長するシステムになっており、下記のような出来事があったことは覚えている。
担任:(教室前部の教卓で、生徒に囲まれて採点しながら)「Goldenchild君、(同じ読みだけど)私はこの漢字は範囲に入れてませーん!」
周囲にいた生徒:「やーい、間違えたー!(笑)」
勿論、このような嫌な思いをしたのは私だけではないし、自分が他の生徒の間違いを囃し立てたこともあっただろうが、このやり方の有効性には疑問がある。
今日は一旦出社してから都内へ出張したので、いつもより外気に触れる時間が長く、寒さが身にしみた。
最近、電車の中で本を読む機会が増えている。本といっても「マクロな体系の論理」なのだが、前回読んだときは式を追うことで満足してしまった部分が多いので、もっと内容を考えるように意識して読み直している。
ミクロカノニカル分布とカノニカル分布とで何が同じで何が違うのかとか(どちらも温度Tが$1/T=\partial{S}/\partial{E}$で与えられるとか(*1)、前者は孤立系でエネルギーが一定、後者は熱浴と接していて温度一定、とか)、ヘルムホルツの自由エネルギーの意味とか、分かったつもりで居たけど何も分かってないじゃん、みたいなことが分かってきたような気がするので、もう一粘りしようと思う。
たまたまTwitterで、大学入試は落とすための試験であること、それゆえすぐに減点されるという噂話は、受験機関の人間が保身のためにつく嘘でしかない、というTweetを読んだ。合格者数が決まっているのであれば、合格者と不合格者の間を切り分けできればどんな採点法でも良いはずだし、実際に受けてみた感触と実際の得点を比較すると、弁理士試験(論文)にも同じことが言えると思う。これで合格すれば説得力が増すと思うのだが(笑)
慶応大と学習院大の研究グループが、熱力学に関する原理的限界を示す論文を出したということは知っていたのだが、詳しく調べるとかはしていなかった。しかしながら、"物理学業界が大興奮した「熱機関の限界」発見"という記事が目に留まったので、この記事を読んでみた。
カルノーサイクルがどんなものかすら忘れてしまっているので、そこから勉強し直す必要があることを思い知ったが、「マクロな体系の論理」の最後は熱力学の話なので、そこを取っ掛かりにしようと思う。
しかし、同じ本の同じ箇所を繰り返して読んでいると、何となく分かった気になってくる。分かったと言い切れるまで繰り返しますかねぇ。
この時の話を調べ&考え直してみた。「"カノニカル分布" AND "導出"」でググると色々出てくるが、$\Omega_2\left(E-E_1\right)$をTaylor展開して、0次の項は規格化因子に入れて1次の項だけ考えればカノニカル分布の導出ができ、これで分母がどうかということは考える必要は無い、という考え方がスッキリしていて良い。
他にも導出方法はあるが、この話はこれで一旦fixして先へ進むことにする。
横浜は、明日の最高気温は11℃、明後日の最高気温は16℃のようだが、着る物をどうするか迷っている。明日明後日と南方へ出張するので、コートが無いと寒いのは明日の自宅から駅までの移動だけだと思われるのだが、そこだけ我慢すれば何とかなるのか、ちょっと心配。