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夕方、偉い人がいなくなると、他人の悪口を無遠慮に喋る人が隣の島にいる。「あれは私に気づかなかったのではなく、意図的に無視したんだ」「あの人が異動になってホント良かった」「あの人のことは○○ちゃんも『くどい』と愚痴を言っていた」などと、女性社員同士が嫌い合っている様子が生々しく分かるのは如何なものか。こういう話は違う場所とタイミングでやって欲しいものだ。
「摂動論」「量子ホール効果」「トポロジカル」といったキーワードで検索し直してみたら、良さげな資料が見つかった。東大物性研の勝本教授のサイトで公開されている「半導体」の講義ノート(第6回)に、量子ホール効果のトポロジカルな理論について、自分が知りたいことは全て書かれているようである。式の導出で、途中をすっ飛ばして「〜が導かれる」と書かれていたりするので自力で行間を埋める必要があるが、それくらいは自力ですべきことだろう。
物理屋のための「電子回路論」講義ノートもあるので、いずれこちらも読んでみたいが、いつになりますかねぇ。
この3連休で最も捗ったのは、レコーダーのHDDに溜まっていた番組を消化することだった…しかも、寝落ちしながら(苦笑)。「美の巨人たち」「国宝浪漫」を5〜6週間分見ていなかったのが一番の原因だが、これで一段落。時間を作って自分の肉眼で見に出掛けたいものだ。
量子ホール効果のトポロジカルな理論に関するThoulessの文章を読んだ。量子化には、対称性に起因するものとトポロジカルな性質に起因するものの二通りあるが、後者は対称性が破れても残るものであり、量子ホール効果もその一つだそうだ。超流動の循環の量子化や超伝導の磁束の量子化も同種の物理現象と言えるようだが、こうして書いていると、うろ覚えだけど、何か留数みたい。
また、Thoulessに言わせると、Laughlinの理論はトポロジカルな側面には触れているが、それが本質的であることまでは示していないそうである。言われてみればそんな気もするけど、それを考えるのはトポロジカルな理論を理解してからの話だろう。
磁場+周期ポテンシャル中でのHamiltonianや波動関数についての考察もやりたかったが、他のことで時間を使い、そこまではできなかった。
お局様の内容を伴わないアピールがかなりみっともなく、見ていてイラッとすることが多い。部長からも、叱責とまでは言わないまでも、彼女の仕事への取り組み方に注意があった。彼女を切り捨てるという考えもあると思うが(*1)、それではどこぞのサイコパス野郎と大差ないのではないかとも思う。過去に何度か書いたことであり、下品な物言いだとは思うが、マネージャーの考え方は「馬鹿とハサミは使いよう」であるべきだと思っている。
自分の意見を述べたり判断せざるを得ない業務を割り振っていくしかないかと思っているが、これは来年の課題の一つである。自分自身がそれを実践できていなければ説得力がないし。
これまでの進捗状況と年明けのスケジュールを確認して、今年の業務は終了。
休みは短いので、荷物少なめで帰省する予定。