週記以上日記未満 in October, 2011

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2011年10月23日(日)

一時帰国

_ 海外出張というものは、コミュニケーションの難しさを際立たせるものだと実感している。現地の人との言葉の問題は勿論だが、日本にいる人とのやり取りも、面と向かって話せば容易に伝わる内容が思うように伝わらなかったりする。その反対に、日本での動向がメールだけだと良く分からない。その辺りは慣れることで解決できそうなこともあるが、全てがそうかは分からない。

_ 業務用のノートPCを持って行くし、ホテルはLANを使えるので、暇を持て余すことはないだろうと思っていたのだが、画面が小さくて業務だけで目が疲れるので、ホテルでも使いたいとは思わなかった。これは誤算だったので、次回は本を持って行こうと思う。業務は自分が何かの作業をするという訳ではなく待ち時間が多いので、その時間を使って内職仕込みをしておいた方が良いかもしれない。


2011年10月26日(水)

再開

_ 出張絡みで進んでいなかったガウスタイプの設計だが、結局この1ヶ月何もしていなかったに等しく、大いに反省が必要である。取りあえず、過去のセミナー資料を眺めつつ、3成分系→4成分系への変換をExcelで作成。本番はこれからだ。


2011年10月27日(木)

使いこなしてナンボ

_ 最近はCONCISE MACLEODやMathcadの操作などで結構時間を使っているが、操作に慣れるまでは内容的な進展がないので、精神的にはちょっとしんどい。また、後述の数値計算のために紙と鉛筆の計算もやっているが、数学についてもなかなか手が進まない。メンテナンスを怠って随分と錆び付いてしまっているので、しばらく磨く必要があるだろう。挫折しないようコンパクトなテキストを探していたら、ウェブで丁度良さそうなものを発見した。

意外と盛り沢山

_ FFTを使って結像の計算をしようとしているのだが、1つ大きな問題があることに気がついた。光学系の結像倍率が変化した時の像の計算をしたいのだが、諸般の事情で像面でのグリッド間隔が倍率に寄らず一定である必要がある。計算領域を広めにとって線形補間を行おうのが無難なのかも知れないが、計算時間への影響が気になる。もっとも、他に有効な手段があるとも思えないので、まずは画像処理について調べてみようと思っている。


2011年10月29日(土)

誰が買うんだ?

_ 近所の書店で最近出版されたMathcadの解説本を見たのだが、正直「売る気あるのか?」と思ってしまう内容だった。前半部分は操作の説明的な内容で、入門書としてはそんなものかも知れないし、その後の「ExcelっぽいWord」or「WordっぽいExcel」という内容も良しとしておこう。しかし、Excelで計算したデータをインポートして、等高線をプロットしましょうという章があるのだが、それだけならExcelで全て完結する内容である。著者が何を意図して書いた本なのかは知らないが、Mathcadでなければできないことを売りにすべきだろう。

_ 自分の場合、師匠のノウハウを教わるという明確な目的があるが、そういった目的がなければ「Excelで十分」で終わるのではないだろうか(*1)。ソフトの出来が悪い訳ではないだけに、単なる「Word + Excel」以上の何かを提示して欲しいと思うのは贅沢だろうか。そうでなければExcelで作った表やグラフをWordに埋め込めば終わるだけの話なのだから。あるいは「Mathematicaより便利ですよー」というのでもいいと思う(*2)

_ この本よりも「mathcad110」「Mathcad & Electric Engineering」といったサイトの方が有用だろうと思うのだが、Mathcadを使おうと思う人なら直ぐに検索で見つけると思うので、敢えてここで紹介するまでもないだろう。

高橋秀俊の物理学講義(ちくま学芸文庫)

_ ふと目に留まったので手に取ってみると、「物理数学の直観的方法」の系統にある書籍をもっと深く掘り下げた本のように思えたので、購入してみた。

箱根そば

_ 以前は通勤に小田急を使っていたので、寝坊した時や飲み過ぎた翌日の朝食を中心に「箱根そば」を利用していた。つゆが甘めなのが好きなので自分の好みとも合っており、自分的にはファストフードのNo.1である。今の通勤経路に存在しないのが残念でならない。

_ アメトーークの影響だろうか、ふと、箱根そばのそばが食べたくなって、かつての通勤経路にある箱根そばで肉そばを食べてきた。やっぱりここの蕎麦は美味しい。

*1: 実際、3次収差論に基づくレンズ設計はExcelで計算用のファイルを作っている
*2: 読んでいないところに記述があったらゴメンナサイ

2011年10月31日(月)

ちょっとした危機感

_ 年末年始を海外で過ごす可能性が出てきた。年末年始でなければ会えない人が少なからずいるので、現実のものになるとちょっと洒落にならない。



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