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_ トリプレットのパワー配置を決めて、これをテッサーにするため3枚目のレンズを貼り合わせにするのだが、最初からレンズの硝材と厚さと2つの曲率半径を決めて収差補正を開始する場合は、貼り合わせレンズ全体の物体側主点位置と、1枚目のレンズ単独での物体側主点位置の差を求めることで、帳尻合わせができるはずである。最初からレンズの厚さを考慮に入れて薄肉レンズの収差係数を計算すれば(*1)、光学設計ソフトにコピー&ペーストでデータの移行ができるし、後からスケーリングする必要もないので便利である。幾つかの書籍では早めの厚肉化を推奨しているのも頷ける。
_ まぁ、別のところで計算を間違っているようなので、今日のところはテッサーの収差補正まで行けずに終わってしまった。