あっという間であった。

夕方までは過去問をゴリゴリと解く感じで、夕食後はニュースとブラタモリを見た後に、まったりと資料を見直す／見流す感じで。あとはなるようになるだろう。

昨晩は眠りが浅かった。そんなに緊張していたとは思えないのだが、少々寝苦しかった。

で、試験の方である。去年よりは格段に良い出来だったが、既にいくつかの間違いがあることに気づいたので、合格ラインを超えるかどうかは正直分からない。一応次へ進めることを前提にして、明日以降のことを考えることにする。

やりたいことは色々あるけど、何からやろうかなぁ…

帰宅後に、昨日近所のスーパーで買った安酒で一杯やったのだが、これがイマイチだった。この時以来で3週間ぶりに飲むのだから、もっと旨い酒にしておくべきだったのだろうが、そうすると四号瓶しか選択肢がなく、それだと明日に影響が出そうなので300ml瓶にしたのがこの結果である。以前はこのサイズで純米酒を置いていたのにねぇ…

受験機関の参考答案^(*1)を見て、思った以上に落とした論点があることを知った。相対評価なので、皆が落とした論点であれば問題ないのだが、そういう期待をするのは虫が良すぎると思う。

取りあえず、この件は上手く行ったことを前提にして、勉強を進めることにする。ダメだったとしても、来年役に立つだろうし。

根底には、「したり顔で偉そうな物言いだけど、あんたらのやっていることで、どんな付加価値が生まれるんだ？」という感情があるという自覚はある。でも、まぁ、局所的には付加価値なんだろうなぁ、と。

普段どんなに綺麗事を並べても、いざという時に「王様は裸だ」と言えないようでは、何を言っても説得力がないなぁと痛感している。王様の指示に従った結果として、まずい状況になったという言い方もできるのだが、王様が考える理屈は「お前らが俺の指示通りに動いていないから」ということである。そこから先は、どちらが正しいかではなく、どちらが権力を持っているかというだけの話だ。

結局のところ、「痛い思いをしたくないなら力をつけろ」ということだ。

今週は、苦々しく、腹立たしい思いを抱えながら過ごした。素人の権力者に余計な口出しをされたことが悪い方に転んだ理由の一つなのだが、口出しした張本人は、お前らのせいだと言わんばかりの態度である。そして、さらに金と時間を掛けて無意味なことをやろうとしているのだが、今のところ、それを止める手段はない。反論したところで、自分が担当から外されるだけで^(*1)、状況はさらに悪化しそうな気がする。

残念ながら、自分には「王様は裸だ！」と声を上げる勇気はない。上司は達観したように「信じる宗教が違うんだよ」と口にしていたが、「自分の思い通りになることが正義、そうでないことが悪」という宗教ではどうしようもない。

録画しておいたものを見たのだが、この話を思い出した。費用、生産ラインの実力、許容可能な性能範囲といったパラメータを入力してやると、AIがMerit Functionを作って最適化までやってしまう、なんて時代が来るのだろうか。