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半導体レーザを使う光学系の設計開発に10年近く携わったが、「レーザはコヒーレントな直線偏光を出すもの(*1)」という程度の認識で、何で直線偏光になるのかを理解していなかった。息抜き程度に取っ掛かりになりそうな情報を集めてみた。
半導体レーザの場合、劈開面の反射率がTEとTMで異なることが理由のようだが、そこから先は追々考えよう。
気体レーザは、ブリュースター窓があるからで、これは学生時代に習ったような気がする。ブリュースター窓がなければランダム偏光(*2)である。
固体レーザも同様ではないかと思うのだが、今日のところは明確な記載がある資料を見つけることができなかった。
いずれにしても、そのうち誘導放出の理論から理解したいものだ。これも過去に勉強した覚えだけはあるが、内容は忘却の彼方である(苦笑)
東北大の研究者が、2種類の$\lambda\ /\ 4$膜をランダムに並べた構造を考えた場合、取り得る透過率の数が構造の組み合わせの数よりも遥かに少ないことを見出した、というニュース記事を見た。もっと知りたいと思い、その記事にリンクが張られていた東北大のプレスリリースを見たところ、さらにJournal of Physicsに掲載された論文のPDFへのリンクが張られていたので、そこから論文を入手した。
論文を十分に読み込んだ訳ではないのだが、多重量子井戸における縮退をイメージすれば良いのだろうと思っている。最初に光学フィルタの勉強をしたときに、固体物理のバンド構造(あるいは半導体超格子)みたいものだと思えば敷居は高くなかったし(バンド構造に偏光は出てこないけど)。じっくり読み込んでみたいけど、今それをやる余裕がない。
海外出張から帰ってきた人の慰労会的な感じで、14時から飲み始めて、20時頃まではしご酒。これで来月末まで飲み会はない…はず。
ここ最近、国道16号線圏内の地図が欲しいと思うようになった。今に始まったことではないのだけれど、車を運転せずに電車だけで移動しているので、どこに何があるかということに疎いと感じたのがきっかけである。電車の路線図は、そこそこ見慣れているけれど、これは色々と簡略化されているため、実際とは異なる位置関係が刷り込まれてしまう。自分の場合、JRの路線図による刷り込みで、東京駅が横浜駅の真東にあるように思えてしまうのである。
ということで、先日「帰宅支援マップ」(昭文社)を購入してみたが、巻末についている東京15km圏経路MAPと裏面の高低差MAPが良い。見てるだけでも面白く、寝る前に布団の上で広げてみたら、思った以上に長く見入ってしまった。
ただ、これはMAPの端にギリギリ横浜市の一部が入る程度なので、国道16号線の内側全体が入る、もっと大きな地図が欲しい。「東京メトロネットワークカレンダー」も良いけれど(そして買ってしまいそうだが)、これも都心部の地図だけのようだし、JRの情報は載っていないだろうから、100%の満足は得られないと思う。あるのかどうか分からないけど、もう少しgoogle先生で探してみようと思うし、都内に地図の専門店もあるようなので、そこで探してみるのも良いかもしれない。