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当分の間は試験勉強に専念すべきだろうと思うので、初等力学の本を読み進めるのは一先ず止めておく。息抜きに物理系の本を読む程度にしておいた方が良さそうだ。
去年よりは随分と良いペースで進んでいるが、去年と比較してもなぁ…という感じ。
飲み仲間からのお誘いを受け、山菜の天ぷらを肴に飲んできた。
筍の天ぷらは、以前はもっと水気が少なくて、サクッと揚がっていたように思ったのだが、これは自分の思い込みなのだろうか。
全くやらなかった訳ではないが、試験勉強は停滞気味である。他のことに気を取られすぎなんだけど、それは重要な業務も絡むので、致し方ない。
それならいっそのこと、ということで、「仮説思考」(内田和成、東洋経済新報社)や週刊ダイヤモンドの会計力に関する特集号を買って読んでみた。読了した訳ではないけれど、気分転換には良かったと思う。
行き当たりばったりが好きなところがあって、技術者だった頃も、そういう悪癖が出ていたことがあったと思っている。しかしながら、「理論的な仮説→シミュレーションで検証→実験で検証→結果を設計に反映」みたいな感じでやっていたことは多々あるし、これが思い通りに行ったときの快感は、なかなかのものだった。
今更ながらではあるが、転職してからの自分を振り返ってみると、この悪癖が強く出ているように思っていて、軌道修正をしたいと思い読んだのが、この本である。平易な表現で書かれているし、ボリューム的にも多くはなく、読み易い本だと思う。
あっと驚くようなことが書いてあるわけではないけれど、当たり前のこととしてできなければいけないことが、当たり前のこととしてできていないことを再認識させてもらったとでも言えば良いだろうか。これが一流と二流の差なのかな、みたいな。
この本と、以前読んだ「リーダーにとって大切なことは、すべて課長時代に学べる」(酒巻久)に共通して書かれていることとして、「一つ上の立場で考える」というものがあるのだが(*1)、この部分は結構ヒットした。最近の案件で、一つ上の立場で考えることを怠ったがために、対策が後手に回ってしまったのである。
見落としていた物に気づかせて貰ったということで、先に進もう。