週記以上日記未満 in May, 2018

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May.22,2018 (Tue)

▼ 勘違いする理由

先日書いた部下の間違いだが、間違い自体は経験不足の人間にありがちで、誰でもやることである。少し具体的に言うと、技術を法律の枠内で保護しようとすると、技術者の常識とは異なる点が発生するのである。例えば、技術者が具体的な構成で考えるところを、上位概念として考える、とでも言えば良いだろうか。鉄とニッケルを別の金属と考えるのか、磁性体として同じと考えるのか、みたいなことである。

建前上は技術の専門家である、お役所の人間が頓珍漢な判断をしたり、技術の門外漢のような人が法律に基づいて、やはり頓珍漢な判断をする。もっとも、ここでいう「頓珍漢」だって、技術屋の感覚であり、それが正しいのかどうかは分からない。

もう一つ、法律的な判断を行う場で、技術者の感覚だけで全てを解決できると考えるのは無理がある。技術者は「技術⊃特許」だから、特許のことは分かっているという発想なんだけど(過去の自分もそうだった)、実際はそうではない。

そこは難しいところだとは思うけど、それが高尚であるとは思わない。変な表現かも知れないが、詐欺被害に遭わないように詐欺師の手口を理解するようなものだ。更に言うと、そういう知識があると、自分が詐欺師になることもできてしまう。だからだと思うんだけど、この業界は詐欺師みたいな人が多いと感じている。

May.23,2018 (Wed)

▼ 流行の話題からシフトして

アメフトの反則タックルが話題だが、あるブログで書かれている、学生が記者会見を行ったことについての所感が興味深かった。学生の行動は、やり直しができる年齢だからできたことと、やったという事実は否定のしようがないことの、二つが背中を押したのでは、というものである。また、前者については、一定以上の年齢についても言えることだとも書かれているが、これは、年齢が後押しする行動の一つに「やり逃げ」があるという意味なのだと思っている。

そして、自分が置かれた環境から、この「一定以上の年齢」のところが妙に印象に残った。世の中には、定年後の再雇用など、これまで培った経験を活かして働いて貰う制度があるが、責任は他人持ちで好きなことをやって、後進の育成はせず、気に入らないことがあったら辞めてやる、という発想の人がいると、なかなか面倒である。私の前任者が正にこのタイプで、OJTも引き継ぎもせず、少しでも長く自分が必要とされる状況を維持して、興味があることだけをやって長居しようという魂胆が見え見えなのだ。部下の育成を手伝って欲しいと頼んだら、それはやりたくないし、上司である私がOJTなどすることだと言われたのだが、私は彼にOJTも引き継ぎも受けていない(*1)

彼を排除するかどうかについは、一応私に決定権があるのだが、排除した後で「彼がいれば良かったのに」と言われる状況が発生すると、自分で自分の首を絞めることになるので、悩ましいところである。今のところは、自分も部下も積極的に研修でスキルアップを図るなど、彼に依存しない体制の構築に勤むしかないと思っている。

*1: 勿論、何一つ教わっていないということはないが、彼からは積極的に自分の経験等を伝えようという意思は感じられず、自分の手の内を明かさないようにしている感すらあったので、研修で知識を蓄え、手探りで実務を行い、どうやって彼のスキルを盗むかを考えつつ、仕事をしてきた。そういえば、前の会社の上司もこんな感じだったなぁ…(遠い目)

May.27,2018 (Sun)

▼ 一日中眠い

昨日今日と、食事をすると眠くなって、そのまま寝落ちという状況だった。特に昨日が酷くて、日中はまともに勉強にならない程だった。睡眠が、寝入りばなは寝苦しくて、朝方は肌寒くて眠りが浅くなるというのもあるのだが、疲れが溜まっているのかな、とも思う。

これからの約一ヶ月は気温と湿度が上がるし、今年は例年より暑いようだから、体調には気をつけねば。

May.29,2018 (Tue)

▼ 蘇るトラウマ

今の勤め先に転職して間もない頃、つまり、技術系の仕事をしていた頃の話だが、2〜3ヶ月の間、別の技術系の部署にレンタルされていたことがある。そこの管理職は、自分に甘く下位の人間に激辛な人で、間違いをやらかそうものなら、小さなものであっても相手を精神的に追い詰めるように叱責する。恥ずかしい話だが、私も毎日のように責め立てられて、それがトラウマになっており、彼と話すときは、どこか恐怖心がある。ちなみに、このとき退職した人も、彼に追い詰められ、耐えられなくなったと聞いている。

立場は変わったものの、今でも上記の管理職と業務上で関わりがあるのだが、昨日、ちょっとした私の理解不足から、彼に罵倒されることとなった。彼の自分への甘さが引き起こした問題もあるのだが、そんなことはお構いなしで、単純に、どちらが強い立場にいるかの問題でしかない。彼には関連業務の続きを報告する必要があったのだが、罵倒された後はそのことばかり考えてしまい、他の仕事が手に付かず、夜もよく眠れないという、何とも情けない状況だった。

今日、状況を報告に行ったところ、無表情で「あ、そう」程度の反応だったが、忙しかったのか、真面目に相手する価値がないと思ったのか、はたまた両方なのか、それは分からない。しかし、自分でいうのも何だけど、「蛇に睨まれた蛙」という表現がピッタリだ。

更なる精進が必要である。

May.31,2018 (Thu)

▼ 電撃辞任

ジダンが今季限りで辞めるとは思わなかった。後任が誰になるのか気になるが、誰がなっても難しそうだ。これでレアルが弱くなって、バルサが勝ったとしても、素直に喜べないよなぁ…強いレアルの更に上を行くバルサが見たいのだけれど、そういう意味ではイニエスタがいなくなったバルサも心配。


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