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早いものだ。
このとき書いたことに自分でも違和感があったのだが、適切な説明が見つかったので、備忘録として書いておく。
技術を法律の枠内で保護しようと発明の内容を言葉だけで表現した結果、人間による解釈の余地が生じるので、判断する人によって結論が変わってしまう、と言った方が適切だろう。測定データだって、測定器の誤差などで揉めることがあるのだから、測定できないものなら尚更である。
Parallels Desktop for Macをアップグレードした。Windows7 on 仮想マシンにインストールした光学多層膜の設計ソフトが固定ライセンスで、移動可能なライセンス形態もあるようだが、英語で遣り取りをしなくてはいけないことと、何年も前に5万円で買った廉価版なので(フルバージョンだと数十万円かな?)、今更質問しにくいという、2つの理由で楽な方を選んだ。試験が一段落した際のオモチャ候補なので、試験勉強の息抜きを兼ねて環境を整えたのだが、息抜きにしては時間を掛けすぎたかも知れない。
仮想マシンのウィルス対策ソフトのライセンスも期限切れになっていたので、合わせて更新していおいた。
今に始まったことではないのだが、上司の悪癖が面倒くさい状況を作っている。目先の嫌なことから逃げた結果、更に状況が悪くなるのだが、上司が自爆するだけでなく、こちらにも被害が及ぶので質が悪い。
一言断りを入れれば良いものを、余計な口出しをされたくないからと黙って行動して、後からもっと余計な口出しをされる羽目になるという、何とも間抜けな行動を繰り返している。本人には何度か指摘しているのだが、「僕は目先の嫌なことから逃げる性格だから」という、開き直りなのか、諦めなのか、それが当然と言わんばかりの返事が来る。
時には逃げることも必要だけど、結果がどうなるかが分かりきっていることまでこうなのだから、彼にとってはそこまで逃げたくなるほどの恐怖なのか、単に学習効果がないのか、正直よく分からないし分かりたくもない。
明日もとばっちりを受けそうで、ちょっと頭が痛い。
打ち合わせで、偏光光学系の話が出てきたのだが、「?」な点がいくつかあって、イマイチ楽しめなかった。試験終了後はこの辺りから手を付けるのも良いかと思っているが、試験が終わらなくても、息抜きに考えてみるのも良いかも知れない。自力で結論に辿り着けそう、というか、そうすべき内容だと思うし。
お偉いさんとのコネで入り込んできた業者のレベルが低いので、正直そことは付き合いたくないのだが、上司はそこと上手くやっていることをアピールしたいようで、幾つかの案件を頼んでいた。しかしながら、そのうちの一つの案件の出来が余りに酷く、某役員がキレる状況にまで至り、その案件はなくなった。私は元々反対だったので、嬉しいことは確かなのだが、その結果、事情を知らない人たちは、我々を「レベルの低い業者としか付き合いのない、レベルの低い人たち」と見なしているようで、かなり不愉快な思いをした。
そのうち上司にこの話をするつもりでいるが、そこを上手くやるのがお前の仕事だと言われそうで怖い。
試験が近づいてくることを実感して、時間のなさに焦る時期になったが、それは、試験が終わった後に何をしようかと考え始める時期でもある。
幾つか光学、特に偏光に関する計算をしたいと思っていて、Meepのサイトを見てみたら、いつの間にかPythonインターフェイスが用意されていた。もっとも、何度も見ているサイトなので、自分が見落としていただけかも知れないけど。更にPythonについて調べてみると、PythonにはNumpyやらScipyという、裏でFortranやCを使うものがあるとか、結構心惹かれる情報が出てきた。
そういえば、以前、"Python and Hardware"というブログ(*1)があって、たまに見ていたんだけど、気がついたらなくなっていた(*2)ことを思い出した。その時にPythonについて持っていた印象は、「インデントが重要とか、何か窮屈そうだな」とか、「やっぱり国産のRubyを使いたいよな」みたいなものだったと思う。まぁ、今となってはどちらも自分にとって重要なことではないのだけれど。
Amazonで「プログラミング経験者のためのPython最速入門」(Kindle版しかないようだ)を購入してパラパラと眺めたり、MacBook ProにPython3をインストールして、お約束の"Hello, World!"を試してみたのだが、今はこれくらいで止めておかないとマズイだろう。