|
日頃、勇ましい物言いをしている部下が、初心者向けの研修を受講したいと言ってきたので、思わず「それは初心者向けだろ!」と突っ込んだ。前々から、虚勢を張っているとは思っていたのだが、それを白状したと受け取るべきなのだろうか?
「馬鹿とハサミは使いよう」「言うは易く行うは難し」という言葉を思い出している。
過去問は二週目に入っているのだが、サクサク解けると思ったら、うっかりミスが結構ある。理解が深まっているか、体で覚えている状態になっていれば、うっかりミスもしないと思うので、まだまだである。
部下たちの賞与評価について上司と話をしたのだが、言うだけ番長の話になって、彼と採用面接をしたのは我々なんだよなぁと、反省大会になってしまった。
年明け早々の出来事だが、彼が作成した他部署向けの説明資料の中に、明らかに間違った理解で書いたと分かる箇所があったので、そこは削除するよう指示をした。ところが彼は何を思ったのか、そのまま他部署の人に説明してしまい、説明相手から「そんなわけないだろう」という突っ込みが入る事態となってしまった。慌てて彼に「そこは間違ってるから話さなくて良い」と指示したが、ほぼ未経験の業務なのに、自分の判断が正しいと決めつけて、上司の指示を無視するのだから、他部署との遣り取りを任せられない。
その後も同じ間違いを繰り返したので、細かく説明を与えて注意したところ、「(言われなくても)分かっているから次からは間違いません!」と開き直ったような返事が返ってきた。分かっているのなら、これまでも間違えるはずがない。怒鳴るとか詰問口調ではないが、叱っていると分かる程度に注意を与えたが、それ以外にも、「知らない」「分からない」ではなく「忘れていた」「知識としては持っているが、そういう知識の使い方があるとは気がつかなかった」という、小学生のような言い訳をする。これでは大事な仕事を任せられないので、改善されることを微かに期待しつつ、判断はこちらですることにして、作業に専念させるしかあるまい。
限られた時間で人物を見極めるのは難しいと痛感した。正に「論より証拠」「百聞は一見にしかず」である。
色々あって試験勉強の方が進まない、グダグダな一週間だった。昨年に比べて勉強しているとは言え、それが合格レベルに達しているかは別問題だからねぇ…