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友人と会って、食事&お茶をしたのだが、途中、私の資格取得の話になって、もし資格を取ったらどうするのか、という質問をされた。
それによって社内での扱いが変わるかどうかを見て、その結果によっては転職を考えると答えたが、友人もこの答えを想定していたようだ。多分、日頃のメールのやり取りで、既得権益にしがみつく人たちとのバトルや、経営者の呆れた我儘について書いていたからだろう。
勿論、試験に合格しなければ絵に描いた餅だし、資格さえあれば全てが上手く行く訳ではなく、上手く実務経験と組み合わせて自分のスキルを高めなくてはいけないけど。
ツヴァイク著、中野京子訳の角川版を読んだ。飛行機の中で読み始めて、本日読了したが、結構なボリュームだった。
容姿端麗、楽天家、能天気な主人公が、どん底の状態に追い込まれてから、真の能力というか、高貴さを発揮するみたいなのは、主人公を美化し過ぎのようにも思ったし(意地の悪い見方をすれば、崖っぷちに追い込まれて開き直ったとも言える)、ルイ16世が余りに愚鈍に書かれているのも、主人公を引き立てるためにも思える。もっとも、ツヴァイクは作家であり、これは歴史小説として読むべきで、このような感想は「ネタにマジレス」なのだろう。でも、グイグイ読めて楽しめたし、また近いうちに歴史系の本を読みたいものだ。
ニュースアプリで、正社員数が300人以下の会社は大企業よりも働きやすいかという趣旨の記事を読んだが、それと自分の実感が合うことが多い。
中小企業は人事の仕組みが未熟で、人材の採用・定着・育成が弱いとか、管理職の育成力やマネジメント力が低いというのは、(耳の痛い話だが)その通りだと思う。また、問題がある社員が淘汰されにくいというのも頷ける。自分の場合、大企業で育成力もマネジメント力もない上司の下で仕事をする立場から、中小企業で育成力もマネジメント力もない上司として仕事をする立場になって給料が増えた、というのは自虐的に過ぎるだろうか。
新千歳空港まで車で送って貰ったのだが、一般車乗降場が今まで見たことがない程の混み具合で、私が降りてから乗降場を抜けるまでに40分も掛かったらしい。確かにターミナルビルの中も混んでいたが、保安検査場はスルッと通過できたので、少々謎ではある。
機内では、昨日までのイベントのレジュメを読み返して、それに飽きたところで基礎物理のテキストを眺めていたのだが、運動の第二法則は第一法則を内包しているのでは?という疑問が湧いてきた。帰宅後ググってみたら、第一法則は慣性系の定義を述べていて、それを前提に第二法則、第三法則を考えるべきで、むしろ第一法則は極めて重要ということだった。きっと20年以上前に習ったんだろうけど、頭に入っていなかったんだろうなぁ。勉強になりました。
当初の予定通り、WOWOWでリーガ・エスパニョーラの放送がされるということで一安心。昨晩録画予約して、今朝起床して早々に観た。得点するまではちょっとイライラする展開だったが、結果は3-0と満足できるものだった。しっかりローテーションもできそうなので、途中で失速することもないのではないかと期待している。
まちBBSで、最寄り駅前のバーが閉店したことを知った。転職してからは(つまり、7年以上)行っていないのだが、一人で入ることができる唯一のバーだったし、お店の人も私のことを「いつもギムレットを頼む人」と認識していたので、忘れられないうちにまた行こうと思いながらも行動を起こさずにいたら、残念なことになってしまった。ソル・クバーノを教えてくれたのもこのお店である。柑橘系を使った爽やかなロングカクテルをお願いしたら出してくれて、以降、このカクテルは気に入っている。
転職と業務の変更、どちらが主原因かは置いておくとして、時の流れと自分の時間に外へ出ることが減っていたことを再認識した出来事だった。