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先日購入した「人工知能は人間を超えるか」を少し読んだ。
AIのたとえ話で「中国語の部屋」というものがあるようだが、猿がタイプライターを打つ話(「無限の猿定理」と言うらしい)を思い出した。確か、キッテルの熱力学に書かれていたと思うが、確かめる気力がない(笑)
無限の猿定理と中国語の部屋は同じようなものなのだろうかと思ってググってみたら、「AIと無限の猿定理」という記事が出てきた。そこに創造性があるのか、という意味では同じなんだろうなぁ。
複数の人から、私は特定の部下に厳しく接しているように思えると質問(突っ込み?)を受けたが、適当にすっとぼけておいた。
その部下は、ここでも何度か書いたが、自分本位な性格に起因する問題行動が複数あって、甘い顔を見せるとつけ上がるタイプなので、厳しめくらいが丁度良いと思っている。ただ、その内容を話すことで、部下が必要以上に居心地の悪さを感じるようになっても困るので、そこは話さない方が良いのかな、と。
酒の席で、上司が私のことを評して発した言葉である。他の人々がいる手前、詳細な理由を聞くのを躊躇してしまったが、色々と苦労して、それなりに結果を残しているにも関わらず、経営者から評価されていないという意味なのだろうと推測している。
上司からは評価されているので、それなりの立場と給料を得ているが、今以上の立場になることはないと思っている。まぁ、それで十分かなと思っているけど。それよりもスキルを上げねば。
多分、20年ほど前のことで、ここでも書いたことかも知れないが、電気系の人から「フーリエ変換というものがあってね」と言われたことがある。私にとってフーリエ変換は珍しくも何ともないが、自分の専門分野が特別であると言いたかったのだろう。
最近の業務はいかにも「ビジネス」という話が多いのだが、交渉事がその一つである。事前の準備が重要であり、その分野ならではの専門知識も必要になるのはどんな分野の話でも同じだが、自分の分野は特別なんだと言いたい御仁が一人いるようだ。そういう態度が煙たがられる原因だということには気づいていないのだろう。
そう言えば、どっかで経験した状況だなぁと思って考えてみたら、フーリエ変換の話を思い出した次第である。
「凱風快晴(赤富士)」の展示がこの週末までなので、飲み仲間と見に行って、その後で昼飲み→夜飲みしてきた。
「神奈川沖浪裏」「雨中の虎」「雲龍図」は凄かったが、違った意味で印象的だったのが「大黒天に二股大根」。構図が面白くて、思わずクスッと笑ってしまった。展示作品の入れ替えがあるようなので、もう一度行こうと思っている。
その後は、渋谷→溝の口→鶴間と移動しつつ飲み食いした。適度なペースでアルコール注入したので、程良い具合に酔って帰宅した。
明日から海外出張である。これまでは1泊2日だったが、今回は2泊3日…とはいえ、往路は夕方発の夜着、復路は早朝発の昼着だから、それなりの弾丸ツアーだったりする。
飛行機の中で「人工知能は人間を超えるか」の前半を読了。人工知能の概要を把握したかったので、後半を読む気にはなれなかった。
人工知能というのは「重み付けに工夫が成された最適化」程度のイメージから出発したけど、大きく外したわけではなさそうだ。取得データから重み付けを工夫(特徴量の取得)をするのがディープラーニングということか。画像認識に比べて翻訳が難しいことも、「何となくそうだろうと思っていた」という程度の理解から深まったように思う。
ニューラルネットワークはまだ理解が不十分。フーリエ変換っぽいイメージを持ったが、馬鹿の一つ覚えかも知れないので(笑)、もっと調べて考えてみたい。