週記以上日記未満 in December, 2019

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Dec.1,2019 (Sun)

▼ スーツを買う

前に冬物のスーツを購入したのが転職のタイミングに合わせてだったので、もう9年前のことになる。ウェストが太くなってアジャスターでも厳しくなりそうだったことを良い?機会として、新調することにした。社外に行く時くらいしか着ないんだけど、だからみすぼらしい格好でも良いという訳にはいかないので。また、結構な出費だったが、9年に1回なら問題ないだろう。

お店の人に欲しい色だけを伝えて、それに合うコートを含めて選んでもらったのだが、(当たり前なんだけど)センスが鍛えられてるなぁと感心してしまった。普段仕事する際の服(いわゆる「ビジカジ」)の見立てもお願いしたいところだが、それは無理か(笑)

▼ 「ウェストファリア体制」(倉山満)

ここ一週間ほど、この本を読んでいた。なかなか面白いと思ったものの、内容を十分理解したとは言い難いので、そのうち(忘れなければ)また読み直してみようと思っている。最後の方は自国愛に偏り過ぎているように思えたが、自分が正しい知識を持っている訳ではないので、それ以上のことは何とも言えない。

宗教が違えば人じゃないという感覚とか、「なるほどねぇ」と思える話が沢山あって、世界史を勉強し直したくなってしまった。あと、高校生の頃から「ウェストファリア(条約)」と「ヴェストファーレン(シュタディオン)」は知っていたけど、英語読みとドイツ語読みの違いだということを、この本で初めて知った(汗)

Dec.8,2019 (Sun)

▼ 量子コンピュータ

以前から、「NTTの量子コンピュータは"なんちゃって"量子コンピュータだ」という話題を見かけたりして、頭の片隅にはあったものの、どんなものかは良く分からずに「へー」と思う程度でしかなかった。しかしながら、Googleの発表と、それに対するIBMの突っ込みに関するニュースを見て興味を持ち始めた。

もっとも、「量子もつれ(エンタングルメント)」とか「量子超越性」って何?それって美味しいの?という状態なので、適当な入門書がないかと思っていたら、ある方のTwitterで「驚異の量子コンピュータ」(藤井啓祐、岩波書店)の存在を知った。幸運にも近場の書店に置いてあって、サッと目を通したら良さげだったので購入したが、今のところ、2つの理由で読み進めずにいる。一つは可逆計算、もう一つは上述の量子もつれである。

可逆計算については「まぁそんなもの」で済ませても良さそうな気がするが、もう少し深く理解したい(どっぷりまでは行かなくても良いと思っている)。ググってみた感じでは、「ファインマン計算機科学」が良さげだが、残念ながら品切れ状態で再版未定のようだ。古本でも良いのだけれど、値段がなぁ…取り敢えず、当座はウェブで入手可能な資料で済ませることにする。

量子もつれの方だが、「ああ、EPRパラドクスの話だ」とは思ったものの、だから分かるかと言われると、話は別である。学生の頃、J.J.Sakuraiの「現代の量子力学」で、EPRパラドクス、Bellの不等式やAspectの実験について書かれている箇所を読んだことがあるが、今となっては読んだという事実を覚えているというだけのことでしかない。というか、当時も理解はしていなかったはずである(苦笑)

「量子論はなぜわかりにくいのか」(吉田伸夫)にも同じような話があったと思ったので、見直してみたのだが、確かに書いてはあったのだけれど、すんなりとは頭に入ってこない。上述のTweetでも、数式なしの解説は無理だと言っているので、手元のJ.J.Sakuraiをコツコツ読んでいくしかないかも知れない…まぁ、それもすぐには無理なので、しばらく文章だけで頑張ってみるけど。

吉田伸夫氏の著作で「宇宙に果てはあるか」(新潮選書)は(持っているので)知っているが、「宇宙に「終わり」はあるのか」(ブルーバックス)というものもあるのは知らなかった。ブルーバックスなら、そこまで肩肘張らずとも読めそうな気がするので、年末年始に読んでみようかなぁ。

Dec.10,2019 (Tue)

▼ 喧嘩の仕方

上司といわゆる「先生」のところに相談に行ってきたが、少々突き放されたというか、冷めた感じの話ぶりだったように思う。喧嘩慣れしていない人間が慌てふためいているように見えたのかも知れない。まぁ、実際そうだし。

どれだけ事前の準備ができるかで勝負が決まるとか、先を読みながら節目節目でネタを仕込んでいくというのは、喧嘩に限ったことではないのだが、結局のところ、自分達は慣れていないのだと思う。時間的にも、空間的にも、概念的にも、近くしか見えていないのだろう。

喧嘩慣れする機会を与えられているということかな(苦笑)


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